I create you to control me
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朝5時起きで新幹線にとびのり東京大学の学会会場へ9時過ぎに到着。 朝一番から、ディスコースや会話分析についてのシンポジウムが行われた。 桜井先生、茂呂先生、森岡先生がお話になった。
桜井先生のお話はしばしば聞いたことがあるものだったが、とても分かりやすく、もっと聴いていたいところであった。
茂呂先生のは状況の定義のお話であった。つまり、私たちはしばしばなにか人が行動している場面をみて、それを「〜している場面」といってしまうのだが、それはそれでいいんだろうかという話。例えば、教師が授業をしていると思っていても、子どもにしてみればひたすらに黒板をみつめているだけかもしれないといったようなことである。ただ、こういった状況の定義というのはAかBかというようなものではなくて、時間のなかでAだったのがひょんなことでBになったりというように移り変わるものであるというような内容だったと思う。
また、森岡先生のお話は去年の臨床心理士ワークショップでのお話とかぶるものだったが、面白く聴いた。ケース記録というのは、そこで何が起こっていたのかをあらわす資料としてはかなりあやしい。ただし、それがセラピストとクライエントの関わりの総体をあらわしたものだとしたら話はかわっておもしろいデータとなる。エスノメソドロジー研究でも、病院のカルテが事実の記載という点ではあんなにいい加減なものはないのに、流通しているのはなぜかというのを扱った研究があるが、それを思いだす話だった。
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hideaki
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