I create you to control me
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学会では磯村さんから"Inter-Field"の第4号をいただく。2年前に解釈研究会のシンポに呼んでいただいたのが縁で、この紀要を知ったのだが、毎号とても興味深い議論がなされている。
今回は「意味付けの功罪」というテーマで特集が組まれていた。磯村さんの論考では、拙論が参考文献としてあげてあったりして恐縮する。
いわゆる「学級崩壊」というようなフレーズがぴったりとくるかもしれない学級を前にして、そのような意味付けをするべきかいなか揺れる観察者が描き出されている。自分の立場について書いていくというのは、自分の恥をさらすようなものだからとても勇気のいることだと思う。
難しいのは、フィールドワーカーが現実を変える人ではなく、あくまでも記述することに徹すべき人だということであり、「学級崩壊」のような現実に直面しても、直接的に手をくだすのが一概にはよいといえないところだ。
でも事情はよくわからないが、結果的に手をくださずにいたことがよかったんじゃないだろうか。もし、フィールドワーカーであることをやめて、一人の実践者としてその現場に関わってしまったら、そこでワーカーは自分が救われるために記述するはめになる。
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hideaki
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