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2005年02月20日(日) ナラティブ研

朝から東京へ。東京大学でナラティブ研究会。

小島先生と浅野智彦先生のご発表。小島先生はガーゲンの『あなたへの社会構成主義』の書評、浅野先生は社会学におけるナラティブについてお話された。

ガーゲンについては私も以前に書いたが、やっぱり「相対化を通じて反省」ということしかないのではないかという結論におちつく。いや、別にそれが不満ということではない。それだけでも大きな貢献であるが、社会構成主義が何か新しいものを作りだすことを導くような見取り図を示してくれるわけではないということだ。

ナラティブセラピーや種々の社会運動など、社会構成主義の旗印のもとにおこなわれている諸実践を紹介して、いかにも現実に関与してまっせ的にみせているけれども、こうした実践の成否は実のところ、社会構成主義によってになわれているわけではないだろう。そもそも、社会構成主義という理論は、それに従っている実践の正当性を主張する理論にはなりえないはずだから・・。

とかまあ、なんとかかんとかいいながら4時間濃密な議論ができてよかったっす。その後の飲み会でもここではとても書けないことがあれこれと。
有意義でした。


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