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2005年02月04日(金) こうとうしもん

朝から卒業論文の口頭諮問。終わってからプチ会議。
みなさん、お疲れ様でした。

指導教員の反省をこめていうと、うちの学生はとにかくやるにはやったが、問いがいまいち明確になっていないのが難点だ。学生は指導教員の悪弊をまねて、みんな会話分析やらインタビューのナラティブ分析やらをやっている。こういう取り組みをするのは、ヘタに質問紙とかやっつけでやるよりもよっぽどまともだと思うけれども、やはり問いが明確でないのであちこちつっこまれる。

インタビューイがある限定された層にかたまっているがこれはどうなのか、なぜ1例だけでこれだけ強気にいけるのか、などなど。

自分の結論のおとし方の問題でもあるが、やはり自分の問題意識が明確になっていないところに起因している。

1年という時限を考えると、いつまでも問いのレベルでうろうろしていても何もできないし、かといって問いのレベルをおろそかにして、教員がやらせたいテーマを無理にやらせれば、それなりのものはできるだろうが、その学生にとって最後の1年のがんばりを支えるものがない気がする。

しかし、お手軽な質的研究やるなら、お手軽な質問紙をやったほうが後々いいのではないかという気もしてくる。まあ、単純には比べられない。「お手軽な」ものがよくないのはどちらも同じだ。よくなさが質的に違うのだと思う。

うちのゼミは基本的に自分の好きなテーマを発展させていくことにしているが、単に「自由であれ」というだけではなんにもできない。制約があるからこそ、そのなかでの自由が保障されるというものだ。要は、どういう制約をどこらへんの時期に与えたらいいのかということなんだろうな。そこらへんが難しい。


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