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2005年01月14日(金) 第3の審級としての体重計

今日も朝から、頑張る卒論生の横で論文書き。

っていうか、頑張っていたというべきか。彼は朝の9時まで頑張っていたらしく、僕が研究室についたころにはソファーベットを占領して寝ており、結局午後3時まで寝てました(時折 いびき)。まったく、いいかげん起きろ。i Tuneでラジオ聞きつつ、仕事をすすめる。

最近、会う人ごとに僕の身体についての評価は変動する。

正月にあった友だちは、会うなり「なんか太ったんちゃうか」と一撃をくらわしたかと思うと、先日の新年会では事務の人が「先生、やせましたよね」といい、昨日はリアクションシートに学生が「先生、痩せました?」と書いてきた。

うーん、どちらが本当なのか(そんなの一目瞭然だ、へっ、と思っている読者もいることだろうが、いちおう最後まで書かせてくださいな)。

「痩せた」も「太った」も相対評価であって、今回の計測値と、前回の計測値との比較なわけであるから、1回前の測定が時期的に近接している人の比較のほうが生態学的に妥当な比較ではないかしら。とすれば「痩せた」か。

おお、それに単純に供述者数からいえば、2対1で「痩せた」が勝っている。あ、しかし、それは3人の判断基準が同一であるという前提がなければならぬ。これは確かめようがない。クイック・データアナリシスの出番かしら。

いや、しかし3人を別々にしていいのだろうか。この3人は2つのカテゴリーに別れる。後者のカテゴリーの報告者は全て職場の人であり、教員を喜ばそうとしていると考えられる。とすれば、後者の測定結果には社会的望ましさのバイアスがかかっているということになる。発話の場における権力関係には敏感にならねばならぬ。

うーん、まさに真相は薮の中。同じナラティブでありながら、このように正反対の意見がでた時、質的研究者はどうすればよいのか。トライアンギュレーションはできない。

・・・・などと、コ難しくいってみたが、結局のところ、なんだかんだいって一番正しいのは、我が家で相方が無理矢理購入していった、体脂肪計つきの体重計であり、それにのるのが怖いというだけのことである。うぅ。











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