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2004年11月28日(日) 質的研究の研究会

立命館大学で質的心理学研究の研究会。立命の臨床系大学院生の修士論文中間発表を題材に、質的研究についての理解をふかめようという主旨。

で、僕はコメンテーターとして、立命館で研究員をされている荒川さんとともに呼ばれたというわけだ。

四名の発表者の皆さんお疲れさまでした。

この会は去年からはじまったのだが、質的研究を学ぶにはとてもよい場だと思う。ひとつには、質的研究というのは手続き的な知識だから、実際に研究をみて、それにコメントするのを聞くというような過程をふまないとうまくならない。

それだけではなくて、量的研究と違って、質的研究はその結果の見方も質が違っているように思う。時間をかけて、じっくりと。研究者が記述せんとする現象を、会場全体で浮かび上がらせつつ、それを共有しつつ、議論していくというスタイルがあっているのではないだろうかと思う。

1111111111と10がそれぞれ同じものであるとするならば、こういうのって単に冗長ということになるのだろうけれども、1が10回繰り替えされるということ自体に、10とは違うなにかがあると思うわけである。

ともかく研究会の前後を通じて、僕はなんども手をかえ品をかえ、同じようなことをくり返してしゃべっていたような気がする。たぶんしゃべりながら自分に語っていたのであろう。これだけ研究のことについて人前でしゃべれたのは本当に久しぶりな気がする。だから、本当は一番勉強になったのはこの僕かもしれない。

ありがとうございました。



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hideaki

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