インターネットを始めたとき、私はまだ独身でもちろん、娘も居なかった。
ネットをし始めて6年が過ぎようとしている今、
結婚して、娘も生まれて、ネットをする環境ももちろん
普通に生活している環境も全く様変わりした。

転職もしたし、引越しもしたし、それに伴って人間関係も変わったし。
その中で、無茶が出来ないなとか、知らず知らずに物事をセーブしている私に気がつく。
何も知らなかった頃のように一途には突っ走れない私が居る。
メリットとデメリットを常に考えて、こうしたらどうなるのだろう？
と言う憶測が常に頭の中をよぎる。
元々その傾向が強かったと言えばそうなんだけど、最近特にそう思う。
何をするにしても、目の前にフィルターがかかってきてる。

まっすぐには見てないな。少なくとも。
それが大人になったということなんだろうか。
他人が私にしてくれたことの裏の裏を読む癖。
善意なんてありえないと未だに思う。
無償の行為なんて無いのだと。

穿った見方しかしないで、後で傷つくのは自分だとこれでもかと言うくらいに解っているはずなのに。
私はまだそこから抜け出ることは出来ていないようだ。
甘いね。
まだ私はこんなにひねくれている(苦笑)

素直になるという行為が、私には一番の課題のように思う。
無邪気にはもう笑えないのかもしれない。
何も考えないで、隣で微笑むことは今の私には一番きつい。
それが、たとえ娘の隣であったとしても。

いつからだろう。
心の中の雲が晴れなくなったのは。
きっと晴れることも無いんだろうけど。
せめて、日が差し込むくらいにはなってみたいものだ。

これが大人だと言うのだったら、私は大人になんかなりたくはないと心からそう思う。
それでも、私は、もう、子供で居ることも出来ないのだ。

なら、私は何なのだろう？

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