2013年04月09日(火) マイ・ファースト浪曲!
浅草に浪曲聴きに行ってきた〜〜〜。
もちろん、また、中野まで。今日はテコテコ歩いて。40分だった。中野駅着いたらもうヘトヘトで、何やってんだ、あたし?と思いながら、でも「最寄り駅は中野」を崩すことはないのだ、あたしの辞書には!
で。浅草へ。あれ? どこだろ? どこだろ? と探していたら、小汚い、小さな、普通の、古い、古い、古い家だった@浪曲協会。
でも、私の前に2人、サラリーマン風の男性が入って行ったから、そこが浪曲協会だとやっと分かったんだ。
入ると、すぐお座敷で、座布団敷いて座る。会費は2000円。
今日は「人が多いな」と言い合ってるオッちゃんたち。しかし計17人。。。。客は17人だ。うん。
で。始まった。今日は3人の人がやるって書いてあったけど、最初は若い女性。と、この人の声がやたらキンキンしてて、マイクなんてないけど、17人の観客だから、すぐ近くで、頭がキンキンしてくる。
うわっ。。。。たまらず、財布からワイパックス取り出してパクッ。。。。ううう。。。ううううう。。。。安定剤飲んでまで見るものなのか? 帰るか? 帰るか? 私、帰るか?
だけを考えているうちに終わってもた。1人目。
おトイレにも行きたい。。。でも、どこにあるかもわからない。何せ普通の家みたいで、その部屋の向こうは障子で廊下で、行っていいのかも分からん。
我慢してると、すぐに次の人が始まってもた。今度の人も女性で、さっきよりずっとオバさんだったため、声はキンキンしてない。しかも演目が、最初の人は忠臣蔵なんて、もう、どうでもいい話しだったが、今度の人のはお金儲けの話で引き込まれる。しかも時々オレをジイイと見るから、見返す。
浪曲って、ずっと歌ってるんだと思ったら違った。歌ったり、話したりで、演じるって感じ。1人でぜんぶやる。隣の三味線の人はいるけど。
みんな、歌が息継ぎもしないで長引くと拍手したりしてる。お決まりの部分での拍手とかあるんかな?
それでその人が終わると、「おトイレ休憩です〜」というから、大慌てでトイレに行く。やれやれ〜。しかし廊下もトイレも、昭和40年代、オレが子どものころみたいなので、ビックリする。今、地震が着たら、この家、100%倒れるな、と確信した。
そして今日のトリ。。。。おばあちゃんだ! やたら小柄で、太ってて、でも顔が信じられないくらい巨大! マンガでよく
3頭身ぐらいのキャラがいるが、まさにアレ、アレなんだ!
アレのバアさんは、声がさすがにもう枯れてるんだが、いや、それがいいのだろうか?
後ろにいた、太った、40歳くらいのサラリーマン男性が「待ってました!」と掛け声を掛ける。へ〜〜。逆の後ろのオバさんも「ホオオオ」とか、掛け声掛ける。
三頭身のバアちゃん、大人気!
で。バアちゃんはさすがにうまかった。声の使い分けとか。うん。でも、歌の部分では声が枯れるから、ワタシには???
そうして終了〜〜。最後のバアちゃんはけっこう長く40分くらいやったかも。他の人は30分。
延々1人で30分も歌ったり、語ったりって、浪曲って体力使うね。。。
で。終わった後は、お客さんも演者もいっしょにテーブル囲んでお茶会。ビールも出るが、オレはオレンジジュース。袋菓子がお皿に入れられて配られたから、スウウウとそれを手許に引き寄せたのに、隣にきた、やたら声のデカいおやじが、どれどれとか言って、そこからバカウケ煎餅を勝手にとって食いやがるっ!
てめっ!
何しやがるっ!
今日、最大のオレの反応はコレでしたね。ええ。。。。
このオヤジが何やらうるさ型で「新しい会長になったのに、どうして挨拶がないんだ」とかグダグダ言い続け、世話人のオジさんがぺこぺこしていた。
どこ行っても、こういうのあるんだなぁと眺め、しかし、とにかく、オレのバカウケ返せ、とだけ思っていたら、オレを挟んで、オレの隣の男性と、そのオヤジが話し始める。
「会長のことはホームページにありましたよ」
「オレはインターネットってのはやらないからな」
「けっこうちゃんとしてるんですよ、ホームページ」
とか言い合う。
そのうち、なぜか、急にオレを見て、「今日、初めて?」とかオヤジが聞く。
「あ、そのホームページを見て来ました」と言ったら、
「この人、ホームページ見てきたんだって!!」と、オヤジが大声でリピート。
一斉にみんながオレを見る。世話人のオジさんが「おおおっ」と嬉しそうにする。
90歳すぎてるという三味線のおばあちゃんも「おおおっ」とかいう。
みんなが見るから「今日、初めて浪曲を聴きました」と言ってみると、さらにもう、全員が「おおおおおっ!」とかいう。
そしてバカウケとったオヤジが急にあれこれオレにレクチャー・スタート。語りたがりのオヤジにとっちゃ、オレは格好の獲物だ。
やれ、ダイソーに行くと、100円で浪曲CDがあって、けっこういいぞとか。
「浪曲ってぜんぶ歌だと思ってました」なんていうと、
「いや、それでいいと思うよ。オレはね、浪曲は1人オペラだと思ってるね」とか、頷きながら言う。
オレ説の正しさに酔いしれているんだな。
でも、セリフもあるんだから、オペラっていうより、ミュージカルじゃ? 1人ミュージカル。1人グリー。←あ、でも、グリーって合唱だから、それはありえないのね。じゃ、やはり1人ミュージカル。
オヤジはこの日は見たほうがいいとか、来週はしっとりでいいぞとか色々教えてくれて、ま、結局、ヤクに立ったから、バカウケは許してやろう。それに帰りがけに、初めて来たオレにみんな急に優しくなって、余ったバカウケをガサガサッとくれたんだ。うん。バカウケの恨みはそこで解消だ。
世話人のオジさんもオレににじり寄ってきて「こうやってね、最初がライヴだと違うからね。いいでしょう? また来てくださいね」と笑う。
新参者が本当に少ないんだなぁ。。。
んで。靴履くとこで、最後に出てきた3頭身バアさんが私の手を握り「また着てね」と言った。バアさん、すごいメイクしてんな〜としみじみ思う。
ナンだかとにかく濃そうな人がいっぱいいて。えっと、若い男女もいたりして、これからここ、時々通ってみちゃおうかなぁ〜とかなんとか。ええ。そんな感じですね。浪曲。
で。これは覚書ですから。ダラダラ書いてごめんね。