ひぽこんコラム

2006年07月17日(月) すっかり格闘派なオレっすよ。

 いやいやぁ、大騒ぎになってますなあ、露鵬の暴力事件。
 って?ええ?なってない?興奮してるのは私だけ?あれっ??それどころじゃないだろ?イスラエルとレバノンが大変だろ?う〜む。私的には露鵬事件、すごい騒ぎなのだがなぁ。
 
 まずはこれ。昨日の朝付けのサンケイスポーツ電信版。
流血!露鵬、カメラマン殴り風呂場のガラス破壊
2006年7月16日(日) 8時2分 サンケイスポーツ
 名古屋場所7日目(15日、愛知県体育館)大暴走だ、前代未聞の“ご乱行”だ! 大相撲の東前頭3枚目、ロシア出身の露鵬(26)=大嶽部屋、本名ボラーゾフ・ソスラン・フェーリクソヴィッチ=が、大関千代大海(30)に押し出されたあと、土俵下で口論。怒りはおさまらず、風呂場ではガラス戸を破壊。さらに、審判部に呼び出された後、取り囲んだカメラマン2人に暴力行為もはたらいた。露鵬、千代大海は日本相撲協会・北の湖理事長(元横綱)から直接注意を受ける異例の事態に発展した。
 神聖な土俵が“蛮行”で汚される。露鵬が一般人をも巻き込む、暴行騒動を引き起こした。
 審判部に呼び出され、一度は謝罪を終えて部屋から出てきた露鵬に無数のフラッシュが浴びせられる。ここでまた、自身の感情を抑制できなくなった。露鵬がメガネをかけていた男性カメラマンの顔面を、平手で殴る。メガネが吹っ飛び、隣にいた別のカメラマンも、巻き添えを食った。
 「すみません。自分をコントロールすることができませんでした」
 支度部屋に戻り、落ち着きを取り戻した露鵬だったが、その行動に言い訳はできない。
 一連の大騒動の発端は、取組直後から始まっていた。千代大海に敗れた悔しさで、土俵下で思わず相手をにらみつけた。露鵬によると、そのとき大関から「何だ、こら」と言われたという。カッときて口論となった。
 東西共同の風呂場では再び千代大海と鉢合わせ。「これからも頑張りましょう」と話し掛けたが、大関は無言だったという。そこで、我慢の限界点を超えてしまった。浴槽から上がると、ガラスの引き戸を右手で殴打。ガラス戸を叩き割った。真っ赤に染まった血染めのタオルを巻いて、審判部へ向かった。そしてカメラマンに…。
 騒ぎは北の湖理事長にも報告され、心配して駆けつけた実弟の白露山、千代大海と3人で理事室へ。同理事長から「こういうことをしたらダメだ」と直接注意も受けた。
 露鵬の“素行”には、「品格に欠ける」などと批判されたあの横綱朝青龍さえも、あきれたことがある。昨年夏場所前、東京・両国国技館で行われた横綱審議委員会によるけいこ総見。胸を出した横綱が、あいさつをしなかった露鵬に「ごっちゃんです、と言わなければダメだ。横綱が相手をしているんだから、基本を忘れてはいけない」と声を荒げた。ところが、叱責された露鵬は「横綱でも大関でも土俵に上がれば、オレの相手。強いとか弱いとかは関係ない」と吐き捨てたのだ。
 朝青龍との結びの一番を控え、土俵下から露鵬の行動を注視していた白露山は、兄の暴挙を予測していた。「大関、横綱は普通より倍の気合を入れないと勝てない。露鵬は気合がすぐに頭に回ってしまう」。
 千代大海は「自分にも悪いところがある」と非を認めた。だが、土俵下で露鵬に投げた言葉には、「オレの口からいうことはできない」と明言を避けた。くしくもサッカーW杯決勝戦でイタリア代表DFマテラッツィが、フランス代表MFジダンに“暴言”を吐き、ジダンが頭突きをして退場処分を受けたばかり。
 土俵にもふりかかった愚行の衝撃。幸い刑事事件には発展しそうにないが、16日にはけがを負わされた“被害者側”が抗議を行う。協会側も露鵬の懲罰などの対応に迫られる。

 ・・・う〜む。これを読むとさぁ〜、大関の千代大海@元ヤン。。の態度もかなり悪いよね〜。格下の者が「これからも頑張りましょう」などと殊勝にも声をかけてきたら「オレも言い過ぎた」くらい言えよおおお! 元ヤンならさぁ〜、上下関係知ってるだろ? 下が頭下げたら、上は認めてやれよ〜。元ヤンの名が廃るぞ、とまず思う。

 それからさぁ。不思議なのはこの「これからも頑張りましょう」と声かけたのに千代大海がシカトした部分が、今日の報道になるとすっかり抜け落ちて、ただひたすら露鵬が大暴れ!ってことになってる。朝のフジテレビの特ダネでもそういう「日刊スポーツ」の記事を垂れ流しして、露鵬悪し=外人関取は品位がない=神技ってことを知らない・・・などとみなが言い募っていた。ええっ? 千代大海は大関なのに品位ゼロじゃん? 下が謝っても知らん顔じゃん?と驚く。ちゅ〜〜か。自分らはなんら取材もしないで(カメラマン殴ったときにそばにいた相撲ジャーナリストらしい人にはインタビューしてたけど)スポーツ新聞垂れ流して、それはないだろ?と思いました。これが逆だったら?と思うと、外国人=しかも西欧社会人以外を差別する日本人の真の姿みたいのを感じちゃいましたね、私は。深読み?そんなことはないはず。そして、テレビは当たり前のように新聞記事をただ読み上げて放映してるけどさぁ、それに責任もてるのかよ? そのことをまた感じましたねぇ。なんていい加減だろ。

 それからそれから。昨日も書いたけど、毎日新聞の記者は全治4日(←ってぜんぜん大したことありません)で相撲協会にあれこれ言ってこうして報道が大きくなったわけですが、その毎日の記事に
 ◆毎日新聞社が協会に抗議
 この問題で毎日新聞中部本社は16日、日本相撲協会に抗議した。
 同本社の中山義彰編集制作総務が(1)ルールを守って写真取材をしていた記者への暴力は極めて遺憾(2)今後、こうした行為が起きないよう協会の対応を求める――と口頭で申し入れた。これに対し、日本相撲協会の伊勢ノ海理事(生活指導部長)は、毎日新聞社に対し謝罪したうえで、「力士が土俵内外でマナーを守るよう協会として各部屋を指導する」と述べた。
 とありました。このマナーってのをさぁ、記者にも求めたいですな。イラついてる、怒られたばかりの力士にフラッシュを一斉にたくって。確かにルールには合ってる。でもルールばかりじゃ世の中ダメじゃん? ルールを破ってもマナー守れよ! えっ?取材にそんなこと言ってられない? われ先に撮ってこそなんぼだ? それなら、全治4日程度の傷でガタガタ言うんじゃね〜よ〜と思う。→な〜〜んて言うと、また山のように正論で反論されそうですがね。
取材は戦闘だ!くらいな気概持てよ。そう思う。

 で。こんな話を格闘技ファンのセッチャンにしたら「だから相撲って好きじゃないんだよね。格闘技ってどこまでガチきれるかじゃん?」と言ってました。たしかに。しかしガチきれるかじゃん?という言葉がすげえ! 元ヤン?
 すべてのきっかけは露鵬と千代大海のガチンコきりまくり大会だもんねぇ。ぶっちゃけそれはすげえおもろかったもんねぇ、テレビで見ててさ〜〜。相撲もさぁ、ガチきってこそナンボな部分がこれからどんどん増えてこなきゃ。プロのエンターテイメントでもあるんだから、当然じゃないのかなぁ? 私が最近、白鵬つまんね〜〜〜と思うのも無表情だからだよね〜。無表情で淡々と勝つ、なんておもろくもなんともねえええ。ガッツ丸出し、睨みつけ、敵意丸出しで、ガチきってこそ、面白いんだよねえ。白鵬だって、前はもっと目つき悪かったのに! 礼に始まり礼に終わるのはいいけど、その礼する顔がガチきっててほしいわけですわ。

 にしても。今回の件で、露鵬の弟@若はげちゃん・・・がすごくいい奴ってこととか、朝青龍@普段はヒール役がなんだか礼儀にうるさい奴、みたいな役周りになってて、それにもワクワク。相撲キャラが色々新たに立って、私としては最終的には「これでいっそう面白いわ」なのですわ。わはははははは。

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と。すっかり格闘派になっちゃってる和田興奮の文でした。
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