2005年09月18日(日) 風見鶏の仕事
お知らせ宣伝広報:前にここで書いた、スパイラルで開かれたアート展で「紙で作ったグラフィックな巻きスカート」というユニークなものを制作して披露していた京都のアーティスト、izukichiさんの個展が東京で開かれます。以下そのご案内。スカートもとてもキレイな作品でしたので今度もとっても楽しみ。
中田泉展
[DEBUTANTE] FIGHTING COWS!
9月25日(日)〜10月4日(火)
開廊時間: 11:00-19:00〔10/4は17:00まで〕
休廊:日祭日 ※但し、25日(日)のみ開廊〔前日24日(土)は休廊〕
アートスペース ユーメリア space-β
TEL:03-3242-0337 FAX:03-3242-1939
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町 3-4-6 ニューカワイビル1階
【交通】JR神田駅 東口より 徒歩8分
地下鉄銀座線・三越前駅A9出口より 徒歩4分
JR新日本橋駅(地下)6番出口より 徒歩2分
JR神田駅から東口を出て中央通りを三越に向かって直進、室町3丁目交差点(角にサントリー響の大きな看板があります)を 左折して下さい。近畿ツーリスト・am.pm.の向かい側、喫茶店プロントの隣です。※JR新日本橋駅は地下にあります。
お知らせ2:音楽評論家の能地祐子さんのサイトにニューオリンズのことに関しての非常に素晴らしい文章が載ってます。いつもながら能地さんはなんて頭のいい人で、文章が上手いのだろうとホレボレ。すごいなぁ。こんな文が書けたら和田ももっと堂々としていられるのに…とおもふ。最近お会いしてないけれど、お元気なのだろうか、能地さん。
http://www.dadooronron.com/
(以下は全く関係ない和田のごたく)
みなさん、人生に迷い、悩んでいませんか?
えっ?悩んでないし迷っても無い。そりゃすいません。私だけなんですね、そんなこと言ってグダグダしてるのは…。私は悩んでいますし迷っていますし、もっと言えば途方に暮れて「どうすっぺ?」の毎日です。でもどうにもしようもないのだけど。でも時々フッと思うのは「どうすっぺ?」なんて悩んでるうちはまだまだ甘いんですよね。本当にどうにもならんときは「どうすっぺ?」と言ってる余裕さえないだろうし。自分の甘さも痛感してる今日この頃です。
そんなどうすっぺ和田、図書館で最近は「どうすっぺ?」の答えになるような本などを探してみたりします。でもそれは決して大人向け、しかも世の中に五万と出ている女性向け生き方エッセイなどでは決してありません。そういうのって、結局、なんだかなぁ、「私って前は辛かったけど今は充実してるのよ」的なプチ自慢を感じるんですよね。今井美樹あたりがかつてよく歌っていたような、思い込みの激しい自分勝手な女性が書いているように感じられてなりません。私はこうしたから大丈夫、あなたも私のようにすれば大丈夫よ!などと書かれても、あんたと私は違うわけだし〜と思ってしまう。まぁ、そう言う本は五万とあるから五万の中には1つくらい自分に合うものがあるのかもしれないけど、とりあえずまだ出会ってはいない。できたら、「どうすっぺ?」と悩んでいる渦中にいるときと状況はまったく変ってないけど、心持が「どうすっぺ?」と思わなくなった、引き続き負け負け人生コンティニューなんだけど心は「わははは」となった人のエッセイとかなら参考にしたいと思う。でもそんな人は本なんて出してくんない。だって負け犬だから日もあたらん。
ところで私からするとあの負け犬エッセイの酒井順子さん、とてもすばらしい書き手ではあると思うし、笑いながら読んだりもするけれど、彼女は「私も負け犬」などと言いながらも、でもそれでも私は大丈夫という位置を確保してというか、自分はそのドンブラ川にははまらずに、川岸に立って時々川に足をチャプンと浸す程度で、ドンブラ流れて行く負け犬たちを眺めながら書いているという、余裕シャクシャクな態度が見え隠れして来る。それは書き手としては売れるもの、いいものを書くに必要な態度なのだろうけど、いざ読み手として真面目に向かい合うと、結局は心に何も残らず、私の「どうすっぺ?」の答えなどにはむろんなりませんです。
で。時々手にする「どうすっぺ?」の答えになりそうな本、いろいろあるけれど、子供向けに書かれたものが意外とちょっとハッとさせられたりする。思春期の子供に簡単な言葉ですごく当たり前のことを書いた本、それが良かったりする。それから詩集。前も書いたけど、詩ほど人生への示唆に富んだものはないかもしれない。となると、子供向けの詩ってのがいいのかな? それとも子供が書いた詩がいいのかな?
んで、このあいだ図書館で借りた「おとなのひとにいってほしかった24のこと」という本を読みました。しかしそれ、本文よりなにより序文というか、前書きみたいな部分がズシ〜〜ンと着ました。
「いま、わたしはこうやって風見鶏の仕事をしています。
風の吹くまま気の向くまま 毎日自由に何も考えずにじっとしていればいいのです。
こんなに気楽で目立つ仕事はありません…
と思っていたのですが、それはとんでもないことでした。
こんな屋根のてっぺんで 雨や風にうたれて動くこともできずに
夏の暑い太陽の下でも日陰にはいることもできず 冬の寒い日でも野ざらしの状態の毎日です。
こんなことになるなら わたしのおしりがまだ青かった頃に おとなのひとにもっと、いってほしかったことがあります。
いや、いってもらっていたのに 聞く耳を持っていなかったのかもしれません」
う〜〜む。う〜〜〜む。その通りじゃけんのぉ〜〜。