DJ SEO's DIARY

2008年03月10日(月) >>ロックにこだわろう。

土曜日に遊びに来てくれた方々、
どうも有難うございました。


今年に入ってから、ちょっと動員落ち気味なのが残念ですが、
まぁ最近はどこも似たようなモンらくて、今でも調子良いのは、
雑誌媒体がサポートしてたり、有名人だったり、
開催地(箱)自体にお客さんがついてたり、
名前がしっかりシーンに定着してるベテランDJだったりで、
僕らみたいな、”何もない”ヤツらは大変ですねー。

でも、アーティストのPVやLIVE音源を映像と共に爆音で聴ける
ロック・イベントなんて、本当にウチくらいだからね。
こんなの、マジ貴重なんだから。金かかってるし!
しかも、本当に音楽が好きな人にはタマらない内容だし、
もっともっと多くの人に認知してもらいたいですね。
そして、グルーバーで遊ぶことで、
どんどん新しい発見して欲しいですね。

今月はレイジのライブ音源全開で楽しみましたが、
他曲は、ちょっと昔のグルーバーっぽい選曲でした。
やっぱりレイジ特集にPUBLIC ENEMYは外せないしね。
フジやサマソニのラインナップは例年にないくらい
サイケ色強めなのもあって、
マイブラやジザメリは今年はずっとプレイされそうだし、
そうなるとギターバンド勢が更にプレイしやすくなりますね◎

ちょっとエレクトロに押され気味な感じもするけど、
古き良きロックも決して捨てられない大事な音。
ずっと守っていきたいです。

近年のロック・シーンは、また再びクラブ派とライブ派に
分かれつつあるのが気ががり。
しかもへヴィ・リスナーの多くがライブ派に、
ライト・リスナーの多くがクラブ派になる傾向が強いんだけど、
やっぱ、これはミクシーの影響が大きいのかも。

要するに、昔は音楽好き同士が出会うきっかけがほとんど無くて、
そんな学校とかでマイノリティだった人たちが、
クラブに行くと自分の好きな曲で皆が盛り上がってる、
という光景がもの凄く衝撃的だったんだけど、
ミクシーが始まって、普通じゃ出会えないようなマイノリティな
へヴィ・リスナー同士が簡単に交流を深めるコトが
できるようになってしまった。

だから、ここ数年でクラブにおける”音楽的な出会い”ってのは、
大きく減ってしまって、
単純に(ナンパを含めた)”遊ぶ”っていう出会いの割合が、
随分大きくなってしまった気がする。
多くのイベントが”パーティ”と呼ぶようになったのも、
そういったことと無関係ではないと思うなぁ。

そもそも、クラブという遊びをいわゆる文化系リスナーが楽しむ、
っていう構図自体が、もともとかなり異様なコトなんじゃないのか?



・・・・。


それを認めてしまうと非常にマズいんだけど。



でもまぁ、いいじゃんないの?
たとえ異様でも。ギターロック万歳。
クラブでノイズを大音量で聴かせてケロ。
ロックの火は消させないよ。
僕らの遊び場は守らなきゃあ〜



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