| 2007年04月16日(月) |
>>世紀の対談(?) |
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先週、密かに行われていた超大物との”世紀の対談(?)”
おかげさまで、なんとか上手くまとまったみたいだ、(と、思いたい)。
色んな人から、「誰とのなん?」とか、よく聞かれました。 もちろん、その時はまだ未完結だったので、全く答えませんでしたが。
一人、僕のコトをよく知ってる人物(DJ)は、 前回の日記UPしてから2時間くらい(!)でメールが来て、 しっかり当ててこられたので、それにはビックリしたけど、 逆にウチのK-NOなんて見当もついてないみたいだったし。 それにはちょっとガッカリ↓・・・まだまだ、甘いわぁ。
さぁて、そんなこんなでようやく回答。
その”世紀の対談”のお相手は、 なんとゴッド・ファーザー・オブ・ロックDJこと、 大貫憲章氏(LONDON NITE)、でした。
といっても、もちろん(?)本当に対談なんぞできるハズはなく、 BBS上でのやりとりを僕が勝手に「対談」に仕立て上げただけなのですが。
数年前に大阪のLONDON NITEに遊びに行ったのがきっかけで、 大貫憲章さんの大ファンになってしまった僕。
最近ではLONDON NITEのサイトはもちろん、 氏のブログもしっかり愛読してて、ほぼ毎日チェックしてます。
こちらが氏のブログ↓ http://www.ongen.net/blog_kenrocks/
そんな中、とても気になったのが2007年4月3日の 「モータウンって何ですか?」の文章。
(ブログには著作権が発生するので、転載はしませんが) 先にそれを読んでから、以下の対談を読んでください。
氏の文章は常に音楽の素晴らしさを伝えてくれるものばかりですが、 これにはいつも以上に色々思うところがあって、 勇気を出してカキコんだんですね、もちろん、実名で。
当然、氏は僕のコトなど知る由もないので、 純粋に1人の音楽ファンとして 扱ってもらえて、非常に嬉しかったです。
だから、僕の文も非常にピュアです。ちょっと恥ずかしいくらいに。 グルーバーを初めた時くらいの純粋さに包まれております。
この対談を本BBS上でリアルタイムに見ていた人が、 果たして何人いたかは、わかりませんが、 この記念すべき世紀の対談が消えてしまわないように、 この僕の日記上にて、記録として残したいと思います。
以下、対談内容です。 僕の文のみ、話の流れがスムーズにいくように最低限の編集をしています。
−大貫憲章氏(LONDON NITE)xSEO(GROOVER)の世紀の対談(?)−
SEO:モータウンって何ですか?の文章に非常に色々考えさせられました。 僕も含め若い世代は、今ある音楽に加えて、 それを培ったのであろう過去の音楽も同時に聴いていかないといけません。 どー考えても単純に時間が足りないです↓ もし仮に過去の音楽を聴きまくって、 全てが体の芯にまで音が入ったとしても、 その音楽的な本質をどこまで感じ取れるのか? おそらくは誤解ばかりなのでしょう。 かといって、音楽本を読んで情報ばかり膨らませるのも なんかシャクですし↓ とは言いつつも、日々新しい発見があるのは楽しいことです。 音楽知識が増えれば増えるほど、あの心躍る衝撃、すなわち、 名曲に出会う確率は減っていくのでしょうから。最近よく思います・・。
大貫憲章氏:まぁ、極端かもしれないけど、音楽を聞けば聞くほど、 大きな疑問や壁にブチ当たるんですよね。でも、それすら感じない、 という人たちが増殖して「音楽ファン」と自認してるとなると、 より大きな問題でしょう。 音楽ファンというより特定のバンドあるいはジャンルのファン、 という人がますます増えているような印象を受けます。 それは、正直、音楽への愛が足りない証拠ですね。 一度に全部理解出来るなんてことはあり得ないし、 初めはみんな初心者です。 だからこそ、少しづつでも経験を積み知識を深めればいいんじゃないかな。それが、「音楽の旅」ということではないでしょうか。 毎度言いますが、あのキヨシローくんでさえ、「まだまだクラークスデイルへの道は遠い」と言っているんですから。クラークスデイルとは何か?とりあえず、御自身で調べてみて下さい。音楽の聖地のひとつです。
SEO:自分の中では、「あのロバート・ジョンソンが悪魔に魂を売った〜」「LIVE AT THE〜っていう作品たまに見かけるなぁ」 程度の薄くて曖昧な情報(←これも正しいのかどうか?) でしか存在してないんです。多分、これも「大いなる誤解」なんですよね。ちょっとWEBで検索したら、聞いたことない名前のミュージシャンや クラブがワラワラ出てきましたし。 当時のシーンの空気感もよくわかりません。 ドキュメンタリー映画とかありそうですね。探して観てみます。 それにしても、「音楽の旅」って本当にいい言葉ですね。 今後はもっと放浪して行きます!
大貫憲章氏:見当はずれでもないですよ。 ロバート・ジョンソンの名前が出たりするあたり、いい感じじゃないですか。クロスロードの歌の出所ですものね。 ちなみに、ひとつ。あの33才で亡くなった天才ソウル・シンガー SAM COOKEが生まれた町もミシシッピー州クラークスデイルです。 つまり、実在する町とある意味不可思議な「ロックン・ロール」の 心象風景のような、「聖地」としてのいわばシンボリックな地名との 両方があり、それは、永遠に見果てぬ夢のようなモノとして音楽ファンの 心の内にとどめられるものではないのかと考えればいいのではないでしょうか。具体的に特定された場所、というより面白い気がしませんか? もちろん、これはぼくの個人的な考えですが。
SEO:そういう意味ではCBGBやアビーロードよりも 趣きがあるってコトですね? たとえ、自分がそこに旅行などで行ったとしても、 そこは「実在」する方のクラークスデイルってコトですか。。 音楽ファンの「聖地」としてのそこは、 そこを愛する人々が何年も夢を語りついで創っていったんですね。 僕もまだまだ夢を追って、人に夢を語っていきたいと思いました。 レス有難うございました。
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