DJ SEO's DIARY

2001年09月29日(土) >>LIVE REVIEW [RADIOHEAD] @OSAKA CASTLE HALL

今もまだあの興奮が冷めない・・・。

今も脳裏を飛びまくっている・・・。

家に帰ったはいいけど、どうでもいいテレビなど見る気になれない。
・・・あの、凄さを忘れてしまいそうだから。

正直、ここまで凄いとは思ってなかった。

・・・もちろん、「KID A」や「AMNESIAC」の内容から、
あれをライブ・アレンジしてやったら相当ヤバイってのは、 充分わかっていたつもりであったんだけども。

トム・ヨークのあの感情的な歌声は、絶大な力を持っていた。
R.E.M.のマイケル・スタイプ同様に、彼の歌声には 「魂を抜き去る」力が宿っていた。

もう2曲目の「MORNING BELL」(KID A)バージョンで すでに僕の魂はなかった。

トム・ヨークのあのおなじみのぐねぐねダンスと狂ったVOは 、大阪城ホールをカンペキに支配していた。

その後、すべて姿を変えて襲ってくる 「EVERYTHING IN ITS RIGHT PLACE」や
「I MIGHT BE WRONG」・・・そして極めつけは
「IDIOTEQUE」!!!(←ほんまにアセッた・・・気づいたら叫んでた)

久々に頭がどっかに飛ばされた。

RADIOHEADは気づいたらGROOVEバンドだった。
ライブを見てから「ああ〜プライマルと同じ土俵なんだ〜」 ・・・ってようやく気づいた。

とにかくコンサート気分で歌メロを聴く・・・というノリではなかった。
(もちろん、そんな曲もありますが・・・)
僕らに与えられた空間はダンス・フロアだった。

見る前の気持ちを正直に言うと、 「もちろん新しいPYRAMID SONGやKNIVES OUTなんかも聴きたいけど
やっぱり目当てはOKかBENDSから・・・」ってのが、どこかにあった気がする。
・・・つまり「歌」を求めて行ったんである。

しかし、僕を満足させたのは「GROOVE」だった。

悪いんだけど、あのライブを見てからもまだ
「オレは(いわゆる)OKまで派やなあ!」っていう奴は・・・・・ はっきし言ってデコピンである。

もうそんな人は可哀想だ。(←絶滅寸前なんだけど、念のため)

さすがに「NO SURPRISES」演った時は涙でちゃったけど・・・。
・・・でも特別良かったのはほとんど最近の2枚からだなあ・・・。

だって(エフェクト等による)アレンジがヤバすぎて、 家で「KID A」聴いても
「な〜んかイマイチ・・・・・」 ・・・ってなっちゃうんだもん。

だからブートを探しに行かないと・・・
「上手いことあの低音キレイに拾えてるブツ」は ないかしらっ♪



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