他の人の仕事だったんですが、1ページ、日本のマンガを紹介するイメージ写真を掲載することになりまして。 その人はあんまりマンガとか詳しくない男性で、「なんか最近の少女漫画とか少年漫画とか知ってる?」と聞かれたのですが、漫画人間としてカミングアウトしていない私は無難なところでNAN○とか、ハチ○ロとか、の○めとか少女漫画の方だけ答えておきました。
鋼とか言いたかったけど… あれは私のものだから…独り占めしたいから…紹介なんて…!!!(妄想の入った独占欲)
そして、締め切り間際だったらしく、翌日彼は出社すると 「うちにこんなのがあったけど、よくわからんが、もうこれでいいかなと思って」 といって私に一冊のマンガの表紙を見せました。
それは。
なんと。
ヒカ碁の。
…16巻…。
「これだめですー!!!!」
私は思わず叫んでしまいました。
男性:「え?ダメ?」
私:「いやダメじゃない、っていうか、ダメじゃないけど、これはダメなんです!!!」
なんでよりによって16巻? だって この表紙じゃあ… 「イスミの碁」 なんですよ!!!!
そこでふと、私は急に思い出してしまったのです。 半年くらい前に「最後が気になるから」という漫画仲間の同僚に貸してあげていたヒカ碁の最終巻が、最近戻ってきていたことを…!!!!
そのとき、まだ持って家に帰っておらず、デスクの引き出しに入っていた…!!!
「イスミの碁」掲載と、自分のちょいカミングアウトを天秤にかけた私は…
「使うならこっち使ってください」
と、彼に最終巻を差し出したのでした。
そういうわけで、他の漫画の1巻たちに囲まれて、ヒカ碁は、1巻でもなく、16巻でもなく、最終巻が用いられたのでした。
>というわけです、e様、A様!! お騒がせ致しました!!!
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