先日、祖父が他界しました。

自らの戦争体験を「つらい、くるしい」ものというだけでなく、青いまずいマンゴーを食べる罰ゲームが用意された、上官との賭け将棋対決や、初めて餃子を食べたときの感動等々、祖父の青春時代まっさかりだった様子を交えた話をしてくれて、あの時代を生き抜いた人々の日常を垣間見ることができました。祖父のおかげで、戦争を体験した人々に対して、「苦しい時代に生まれてしまった世代」という認識ではなく、その中で精一杯輝いて生きていた彼らに、敬意を払うことができるようになりました。

それからも数々の逸話を作り（病持ちでないくせに、生来の無鉄砲さで何回死にかけたことか!!）、不死の存在になりつつあったなか、やはりそれはありえないことで、最後は自分でまぶたをぎゅっと閉じて、息を引き取りました。


そしてイナカ在住ゆえ、遺族はこれからが忙しい（汗）


それではまた!!