あおい世界
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| 2026年08月27日(木) |
本■パルティータと名店とほろよい。 |
せやま南天さんの 『パルティータを鳴らすまで』。 実母が育てられないという理由で、 4歳の時から里親へ里子に出された拓実。 10年間という仕切りの中で14歳になり、 あと半年で実母の元に戻らなければならなくなった時、 複雑に絡む拓実と周囲の心情。 気を遣い、存在を消すように生きてくるしかなかった10年。 里親が良い両親だっただけに葛藤する心のなかで、 バイオリンが大きく、拓実の気持ちを正常にさせてくれる存在となりました。 実の親との生活が始まると里親とは二度と会うことができないらしく、 どこまでも拓実本人の気持ちが最優先されることがないことが残念でした。 ストーリーとしては、そうやってみんな前向きにと終わっているけれど、 あたしが里親だったら納得いかないなぁ、などと思ってしまいました。
旅路の新幹線の中で読もうと思って借りた文庫本。 『わたしの名店』 は、28人によるショートエッセイ集。 自分にとっての名店や特別な一品に思いをこめて綴られていて、 なかなか面白かったです。 読みやすかったし、楽しかったのですが、 さくさく読み進められたので、往復で読み切ってしまいました。 読むのが遅いあたしとしては珍しいこと。
『ほろよい読書』 は、5つの短編小説集でした。 お酒と女性をテーマに5人の女性作家たちによるもので、 こちらもいろんなカラーの作家さんたちの集まりで、 飽きずに楽しく拝読させていただきました。
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