あおい世界
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午前中から桃の友達が3人遊びに来るというので、 あたしは実家へ行きました。 母と冬季五輪のカーリングを応援した後、 新しくできたラーメン店にて母は五目ラーメン、 あたしは初めて油そばを食べてみましたが、 とても美味しかったです。
午後は一人で 『偶然と想像』 という映画を観に行きました。 以前観た 『ドライブ・マイ・カー』 は、 濱口監督が脚本も手掛けた作品なのですが、 米国アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚色賞、 国際長編映画賞の4部門にノミネートされていて、 期待大な状況です。 この 『偶然と想像』 も濱口監督の脚本で、 ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞しています。 3話のオムニバス形式になっていて、とても不思議で面白かったです。 偶然がもたらす中で、想像に発展していく。 正にこのタイトル通りの物語が紡ぎ出されていました。 そして改めて、濱口監督の脚本による台詞劇が、 あたしは好きだなーーーと思いました。 こんなに赤裸々に感情を言葉にできる人がどれだけいるか、 非現実的な感じもしますが、 小説的映画という雰囲気で見ごたえがありました。 余談ですが、3話目の「もう一度」は仙台が舞台だったので、 親近感がわきました。
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