あおい世界
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2015年12月14日(月) 本■夜の底とリバース、MAZEとBT。

恩田陸さんの最新作 『夜の底は柔らかな幻 上・下』。
不可思議な内容でしたが、一気に読んでしまいました。
本来なら苦手な分野なんですけど…、なんでだろ?
登場人物がそんなに多いわけでもなく、
語り手もそれぞれで、誰が主人公ということなく、
最後はどうなるのだろうという興味からかな。
結局、誰が生き残ったのかなーという感じで、
随所に曖昧さのある終わり方でした。
んー、やっぱりあまり好きな分野ではないなー。

湊かなえさんの最新作 『リバース』。
謎解きの感じがとても面白かったー。
特に最後の最後ね、ちょっと気になっていたキーワードが、
こういう形で関わっていたとは…。
ドラマ化してほしいと思える作品でした。

次に10年以上の前の恩田作品 『MAZE(メイズ)』。
外資製薬会社に勤める神原恵弥シリーズの1作目で、
数年前に読んだ『クレオパトラの夢』 が2作目。
そしてつい先日読んだ『ブラック・ベルベット』 が3作目だったんですね。
全然気付きませんでした。
ただし1作目の語り手は恵弥ではなく、友人の時枝満なので、
この時点ではまだシリーズになる予定ではなかったのかもしれませんね。
それにしても恵弥のキャラが面白いので、今後も続くといいなぁ。
 
最後に池井戸潤さんの 『BT’63(ビィーティー63)』。
主人公は現在と過去を行き来するという、不思議な体験をしながら、
父親が若かった頃の謎を解き明かしていく話で、
厚さ3センチ以上、軽く500ページを超える上に、
段組みという構成の長編小説でしたが、
とても奥の深い話でとても読み応えがありました。
BTとはボンネット・トラックの略語で、
ストーリーの中ではBT21号車として出てくるので、
なぜ、タイトルがBT’63なのかは謎です。
池井戸さんらしからぬブラックでグロいシーンもあり、
池井戸さんの作品であることを忘れてしまいそうでした。
比較的初期の作品なので、今とはちょっと雰囲気が違うのかもしれません。


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