あおい世界
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事件物ばかりが続くと、 ほっこりした世界に浸りたくなります。 小川洋子さんの 『いつも彼らはどこかに』 は、 そんなほっこり感にぴったり。 ソフトな雰囲気ですが、 不思議で異界な中に丁寧で品格が漂う8話。 どれもぼやけた内容ではありますが、たまにはいい。
次に、貴志祐介さんの 『青の炎』。 こんなにも切ない殺人者がいるだろうか。 高校生という若さで、自分の欲のためではなく、 母と妹を守るために目論む完全犯罪。 そしてその結果、選択したラスト。 確かに犯してはいけない罪ですが、 じゃぁそうなる前に誰かが手を差し伸べてくれれば…。
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