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| 2005年08月18日(木) | 父、ボケボケ。 |
今、飲んだばかりの薬を、ほんの数十分しただけで、また飲もうとしたり。
母が退院した日、夜中に目を覚ました時、
居間でまだ起きていた母に、
いつ帰ってきたんだ？！
と言ってみたり。
病院まで迎えに行ったのは父だし、夕食まで一緒に過ごしていたはずなのに、
桜や桃の、ちょっと前の写真を見て、
これ誰だ？！
と言ってみたり。
最近の父は、ボケボケが始ってきたようです。
母が、
一応伝えておくけど。。。
と何度かに分けて教えてくれました。
父に対して母が、
何言ってんの？！
という感じで、呆れて説明すると、
父は、ボケてきたのかもしれないということを泣きながら悲しんだそうです。
何でそんなことも覚えていないんだろうって。
最近の母は責めないように、受け入れてあげることにしたそうです。
でも、周りがそのことを認識しておくべきだと判断し、
あたしにも、逐一教えてくれるのです。
父にとっては、
昨年秋から、母の入退院や手術が続いたり、
それに伴って、一人ぽっちの生活が続いたりしたことで、
今までにないくらい、大きな悲しみや不安や孤独感に襲われたのだと思います。
何かがきっかけで始まるとしたら、それも一つの要因ではと母と話しました。
でも母だって好きで入院したり、手術したわけではないのだし、
なるようになっているだけだからと、慰めにもならない言葉しか出ないあたし。
今のところ、ちょっとお酒を飲みすぎたかなという時に、その症状が出るようです。
父の言う言葉はちゃんと聞いてあげて、何度でも返事をしてあげて、
その反面、１００％信用しないようにしてあげなくてはならない。
それは責めるわけではなく、仕方がないこととして。
一番大変なのは、四六時中一緒にいる母なのだから。
ほんのちょっとの時間くらい、父に合わせてあげないとって思います。
