あおい世界
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2004年08月21日(土) 格下な態度。

昼休み数分前、電話中の常務が手招きをするのでデスクの傍へ行きました。

寿司 いかないか?

そういう筆談に対して、電話口に届かない声で、

買い物があるので。。。

そう断ったあたしに常務は
傍にあった認印用の判子を腹部へ投げつけてきました。
痛くも痒くもない、ただの判子ですが、
その格下な態度にあたしは言葉を失い、
ただ黙ってデスクの傍から離れました。
一人分のお茶を入れ、手作りのお弁当を急いで食べてから、
電話中の常務を後にして出かけました。


当たり前になっている土曜出勤。
その昼休みは早々に食事を終わらせて、
車で数分のスーパーへ買い物をしにいきます。
常務は大抵土曜日は出社しません。
それがなぜか今日に限って来たのです。


自分に対してのセクハラ行為もそういう男性特有の乱暴な行動も、
この会社にきて初めて受けることばかりです。

3歳上の兄貴とは幼い頃、取っ組み合いの喧嘩をよくしました、
また人一倍優しい気持ちがありながらも、
若い頃は乱暴な時期もあった兄貴なので、
男性というものが、
そういう面を持っているということは重々わかっているつもりです。
でも、それが大人になってから社会生活において、
女性へ向けられるということはあってはいけないことです。
少なくてもあたしの周りにそういう人たちはいなかったのです。

驚きと同時に常務の横柄で子供っぽい人格を疑い、腹立たしく思う反面、
そんな小さなことに目くじらを立てる自分が小さく思えました。


  今日という日を身を裂く思いで、
  いえ現実的に身を裂くことで、
  心も裂いてしまう友人がいるというのに。
  そんな切ない想いを抱いていたせいで、
  あたしはスーパーへ向かう車の中で涙してしまいました。

  神様は何か間違っているのではないでしょうか。
  そう思えてなりません。


スーパーから帰ったあたしに、いつも以上の明るさと声の大きさで、

おかえりー

そういった常務に対して、あたしは冷めた対応しかできませんでした。
謝罪の言葉はないのですか?!


あおい雪  DiaryINDEXpastwillMAIL

2003年08月21日(木) 準々決勝。 娘らの成長。