あおい世界
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2003年09月16日(火) 桃 誕生まで No.3。

払拭することができない現実の中で着実に育っていく体内の命。
そして毎日あたしや実家の両親の雰囲気を的確に感じ取っているであろう小さな桜。
自分のことながら、いえ自分のことだから、
あたし自身はすべてを受け入れ、前だけを向いて歩き始めることができましたが、
両親、特に母の心情はそうそう納得できるものではなかったようです。


でも人間って不思議です。
日々の生活の中で暗い顔ばかりしていられるものではないようです。
母も時間をかけて、少しずつ納得しようと努力してくれていました。


そして、あたしも辛いこととは別に2度目の妊婦生活を十二分に味わっていました。
桜のときとは違う、余裕なのでしょう。
自分の身体も体内の命もどんどん変化することを理解した上で、
これが人生における最後の妊娠かと思うと一つ一つが愛おしく感じられました。


妊娠のせいでホルモンのバランスが崩れたせいか、
早朝4時とか5時に目覚めてしまうことも多く、
夏の、まだ涼しい朝、桜を起こさないようにひとり這い出して、
外の空気を吸いながら、おなかにそっと手を当てて胎動を感じていたものです。


そんな予定日間近のある深夜、また破水したのです。
桜の時と同じ、ちょろちょろ程度。
でも、あまりの眠気に襲われていて動く気になれず、またまた朝を迎えました。


くれぐれも、まだ、妊娠・出産がまだの方には忠告しておきます!
いくらちょろちょろとはいえ、破水が始まったらすぐに病院に行ってくださいね。
密閉された状態から、外界との接触が始まったということなので、
24時間以内に生まなくてはならないのですから!



あたしの場合、桜の時と同じだったこともあり、変に余裕を持ってしまったんです。
でも、それが、あとから後悔することにもなるんですから。



朝起きて、母に破水したことを話しました。
いよいよ産む時が、という意気込みとは別に、
親から離れて寝泊りをしたことがない桜のことがとても気になりました。
まだ、2歳3ヶ月の桜。

一緒に病院へ行き、大まかな診察が終わると、
当然のように入院してこのまま陣痛を待ちましょう、ということになったので、
待合室にいる母と桜へ告げにいきました。


まだ明るい午前中だったせいか、桜は物分りよく帰っていきました。
さて、いよいよですね。

・・・・・が、桜の時と同様、陣痛らしきものがくる気配は全くないのです。


どうしてでしょうと思いつつ、病院で夕食をとり眠りにつきました。


 *** つづく ***


桃 誕生まで No.1。
桃 誕生まで No.2。





♪♭♯♪♯♭  余談  ♪♭♯♪♯♭

日曜日に髪を切って以来、会社にくるのは今日が初めてです。
部長ともう一人の社員さんにお約束の言葉を頂きました。
「おぉ、失恋したのか!」
毎回のことなんで、いいんです。





*/*/*/*/ 私信 */*/*/*

自分の無力さが身にしみています。
・・・・・ごめんなさい。
謝って済むことではないけれど、
あなたのこと、中途半端にしかできない自分が悔しいです。
その場限りの優しさでしかなかったんだと、
あなたの一生を左右するかもしれないと、
今、今後どうしたらよいのか、
思考錯誤しています。
だから、
そんな純情無垢な瞳で見つめないでください。


あおい雪  DiaryINDEXpastwillMAIL