あおい世界
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2003年06月26日(木) 兄貴の離婚。

あたしが離婚した1年2ヵ月後に兄貴も離婚しました。
3歳上の兄貴は、そのことを親や妹のあたしには何も言わず、
事後承諾という形をとりました。

兄貴曰く、
子供が育ちあがるまで、夫婦二人が我慢した生活を取るよりも、
お互い、生き直すには早いほうがいいだろう。

離婚の理由をコト細かく聞いたわけではないけれど、
“性格の不一致”と“夫婦の性生活の皆無”が重要だったらしい。


兄の元妻が小学生の息子と桜と同い年の娘を引き取って育てているけど、
兄貴は月8万円という養育費を払って、
いつでも会えるという約束をしているとのこと。

そんな元妻の実家は、山口県。
ここ宮城県からは遥か遠い地。
兄貴と元妻は東京での職場恋愛を経て結婚。
兄貴が地元への転勤願いを認められて、
ここ仙台に来ていたわけなのだけど。
元妻、なぜか実家へ帰る気はないらしく、
うちの実家から車で15分ぐらいのところで生活をしている。

そして、兄貴はというと、
新しいマンションで新しい彼女との半同棲中!

その彼女と我が家に来てみたり、実家へ行ってみたり。
元妻とは対照的に明るく気さくな人。

なのに兄貴とその彼女は多分結婚をしないだろうという。
なにか、彼女の方にも問題があるらしいんだけど。
でも2人が納得していて、日々幸せならそれもいいのかなって思う。



・・・・・結婚とはなんでしょうね。

友人・知人の中でも、
本当に大事にし合っている夫婦とはいうものは極少のようです。
最初、照れとか身内だからという謙遜から始まる言葉一つ一つが、
やがて本当に相手を理解し難くしていく、ということなのでしょうか?

だったら婚姻という制度はなぜ必要なのでしょう?

あたしは結婚と離婚を経験してみて、
結婚前は結婚という形にとても憧れがあったけど、
戸籍上、結婚などしていなくとも、一緒に生活することは可能だし、
双方が納得していれば子供だって可能、
ただ、いつでも離れることもできるので、
お互いの気持ちひとつにすべてが委ねられる。

ともに生活をしなくたって相手が一番大事と思えているなら、
同じ屋根の下にいて心が離れている夫婦より、
よっぽど絆が太く強いと思う。


そういう意味では、あえて結婚を選ばずに寄り添う形をとることの方が、
とても自然なんじゃないかと。


だから兄貴のことを、ちょっと応援していたいし、
そういう相手がいるということが羨ましかったりもする。


あたしも、もう籍をどうのこうのというのは考えていないし、
桜と桃の父親も血のつながりの元夫だけでいいと思っている。

だからこそ籍や生活環境を超越した心のパートナーとめぐり合えたらな、
なんて。


人の運命とはいかに、

宿命は、生を受けた時期、性別や親、兄弟姉妹を選べないというように、
人の力では変えられないけれど、
運命は自分で変えられるということを知っていますか?


はてさて、あたしの運命はいかに、ですね。





♪♭♯♪♯♭  余談  ♪♭♯♪♯♭

今度は桜が昨日の朝、38度の発熱。
日中、実家に預けて病院に連れて行ってもらったらウイルス性の夏風邪とのこと。
のどが真っ赤でもう少し熱が出るでしょうといわれていたら、
案の定、夜中には39.8度!!!
あまり動揺しないあたしでも、40度が目の前だと心配です。


あおい雪  DiaryINDEXpastwillMAIL