sasakiの日記
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2013年10月22日(火) 着々と前に

ネギチャーハン三つ、カルボナーラひとつ。
西岡君のところで安西のピアノの録りが終わる。
これから富井君のスタジオに移動する前にFIXEの前にあるダイニング、HOPSで飯を食う。
このネギチャーハンがむやみに美味しい。
チャーハンは変な食べ物で、その時々で同じ店なのに味が変わる。
HOPSでチャーハン食べるのは初めてなんだけど、いつも行ってる店、中華屋なんだけど、一度、奇跡のチャーハンに当たったことがある。
ある日突然味が変わって、てっきり調理人が変わったんだと喜んで、別の日に行ったらまた、普段の振幅の大きいチャーハンに戻っていた。
記憶だけがその味を覚えている。
HOPsの久保さんは「a door」と「a fridge」のジャケットの絵を書いてもらった。
食べ物の美味しい店で、今もう一軒の店の前面改築をやっている。
何年かに一回必ず改装する。それも自分の手で。
プー横丁の川端さんも平岡に新しい店をコツコツと建て、自分で内装、家具作り、諸々をやっている。どこかしこかに関わった人のあとを残したいというので、手伝いにいかなければと思いつつも、まだ一度も現場で川端さんに遭遇していない。
のんびり作っている。
みんなのんびり作っている。

昼は安斉のピアノの録りと思い始めたのだが、エレピからアコースティックピアノに変わり、分量的に多く入っていたのだが、最後のBメロ19小節だけに切り落とし、そこだけを一気にエモーショナルにするという意見の一致で、贅沢なパート並びに録音になった。歌のプレッシャーがますます重くなるなあ。
僕が抜けたあとの百章のピアノとして入ってきた男で、知り合って35年になる。
みんなよくぞここまでというくらい長いこと音楽をやってる。FIXEの西岡君はその頃、パンジーやミルクでフォークソング歌ってた。
気絶しそうなくらい遠い日だ。

7時から富井君のジョーダウンスタジオに移動。
富井君はまだ高校生で放送部にいて、デビューしたての僕に校内放送用のインタビューしていた。富井君は僕の高校の後輩。面白すぎるな。
安斎のピアノの上にアコギを乗せる。
これからベース入ったり、サックス入ったり、チェロ、バイオリン入ったりの作業なんだけど、いい加減なガイドボーカルとクリック、ピアノだけだと結構やりズラいだろうな。

途中にトール来て、深川くん来て、第一次アレンジ隊集合になった。
普通はあり得ないんだけど、みんな勝手な感想を述べる。
古館君も大変だった、と思う。
それでも一本道なので迷わない。
おそらく素晴らしい方向に向かっている。
それとチャレンジ。
まだ、先がある。
まだ、アクセルペダルに足は乗ってない。
今までなかったプレッシャーが生まれた。
いよいよレコーディングに入ってきた。

昨日、田野崎文ちゃんを月寒の地下鉄の駅に待たせたままにしてしまった。
リハーサル日程の変更の連絡不備で、文ちゃんからのメールで土壇場でわかる。
僕がピックアップする手筈になっていたので、大迷惑をかけてしまった。
ごめんなさい。

言ってもせんないけど、もう、10月も22日だ。
はあっ。
楽しいけど。

おわり


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