sasakiの日記
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シェリー・ケイポンは私の心を読んだとみえる。 「ショールをかけておいた方が効果的だぜ」と言った。 私は鳥籠をショールで覆った。 私の頭の中は目まぐるしく回転していた。もう一度、鳥かごに顔を寄せて、私は囁いた。 「ノーマン・メイラー!」 「アルファベットもろくに知らんやつ」と、ショールのしたから声が言った。 「ガートルード・スタイン」と私は言った。 「睾丸(きんたま)の上がりっぱなしが悩みのたね」 「これはまた」 私は息を弾ませて一歩下がった。ショールに覆われた鳥籠を見つめた。シェリー・ケイポンに目くばせした。 「わかってるのか、ケイポン、お前さん大変なものを手に入れたんだぞ」 「ドル箱だよ、ライムンド君、!」とシェリーは雄鶏がときを作るような声で言った。 「ドル箱以上だ、造幣局だ!」と私は訂正してやった。 「無尽蔵の脅迫(かつあげ)のチャンス!」 「殺しのたね!」と私は付け足した。 「まあ考えてみろよ!」シェリーは鼻息も荒く言った。「この鳥を黙らせるために、メイラーの本の出版社だけでもどれだけ払うと思う!」 私は鳥籠に向かって言った。 「F・スコット・フィッツジェラルド」 返事がない。 「スコッティといってみろよ」とシェリー。 「ああ」と鳥籠のなかから声が言った。「左ジャブはいいが、あとが続かない。いい選手だがーーー」 「フォークナー」と私は言った。 「打率はまあまあ、但しシングルヒッター」 「スタインベック!」 「シーズンの終わりに最下位になった」 「エズラ・パウンド」 「1942年にマイナーリーグにトレードされた」 「そのカクテルを・・・一杯・・・頼む」誰かがグラスを私の手に持たせた。私は一息に飲み、うなずいた。そして目を閉じ、世界が一回転するのを感じてから、再び目をあけて、シェリー・ケイポンを、この古典的かつ超時代的な悪党を見つめた。
大学時代に少しだけかじって、後味だけが残っていてずっととっておいたブラッドベリ。去年死んじゃって、いつか読み返そうと思い思い今日昨今。 これが古くて品があって、自由に書いてあって、今やなかなか得難い本。 これは捨てなかった本。 SFのジャンルに入れられていて気の毒な気がするけど、どこでもいいよ、というおおらかなものが横溢していて目下ブーム開催中。 写したものは「親爺さんの知り合いの鸚鵡」なんかオールドアメリカンで。
伊達のライブは僕個人としてはベスト3に入れておいた。 こういうことがあるからライブはやめられない。 コンディションも良かったんだけど。東京からひっぱてきたものが続いた感じなのかもね。万歳。 次は旭川6月1日、アーリータイムス、ロケットと一緒。 言える時に言っておこう、ぜっこうちょう!
アレンジがもうニ曲上がってきた。 相当いいところに行きそうじゃ。 ジャケットのベーシックなイラストもそろそろ、上がってくるというし着々と進んでる。あっちこちで色々頑張ってくれている祭り実施中。 これを打ってるテーブルの上に松がいて、僕の左手を両手で掻き抱いて寝ている。 可愛いなあ。動きにくいけど。 札幌は桜満開宣言。うちのベランダから見える謎の木は、どうも違う。桜じゃないみたいだ。桜の木が風に揺れる春というのを夢見てたが誤報。残念。 一体あれは何だ?
おわり
sasaki

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