sasakiの日記
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「五分押しです。」 6時55分、開演が7時5分になる。 6時少し前にユラユラ楽屋が揺れる。 気持ちの悪い揺れで、去年3月の揺れに似ている。 無事やり過ごす。 本当に神様に祈る人が増えてきそう。 7時になったら目黒氏楽屋に慌てた様子で上がってきて、「スタンバイお願いします。本ベルなります。」、なんだなんだで、メンバーも慌てて下に降り舞台袖で出の準備をする。 舞台の裏を目黒走り回る。 こらこら!音がするほどバタバタ走るんじゃないと注意する。どっちがスタッフかわからん。 背中を押されるようにステージに出る。
関さんのギターリフからスタート。 上昇気分が来たのを感じるタイミングでカウント、 「1,2,3,4」 ピアノ、べーす、ギター、ギター一斉にリズムに飛び込んでいく。 「ミス エルジーの悲劇」 3月14日、新札幌、サンピアザ劇場、始まり
コンディションは何の問題もない。 ぶっ飛ばしてやる。 いい感じで離陸して、空気を捉えてまだ上に登りたい。 もう少し高度を稼げそうなので、挨拶もそこそこにメンバーを叱咤激励するために歌うことに専念する。 「Bar Fry」 「ぶるう」 ベースのモニターバランスが悪い、リハーサルよりも大分音が大きい。 喉はリハーサルで出来上がっていたので、このままいける。 いろんな人の顔が見える。 大事な時間を切り取って集まってくれた人、ひと。 「Destny」 発熱してくる。バンド。 リハーサルを何回やっても、この熱は金輪際発生しない。 本番があって始めて生まれる物。 熱を生む風車を回す、会場に集まってくる人が吹く風が。 「河の影」 「ひと知れず涙」 もう少しで水平飛行になる。 高度は充分と思ったときに、
歌詞が飛んだ。 「きっと 素敵な風が 吹いてくる」 そこしか出てこなくなる。 出来過ぎた話しだ。 「一人コンサート」 「月夜の晩には」 もう、どこにでも行ける。
おわり。
sasaki

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