sasakiの日記
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2004年06月08日(火) クラシックコンサート

 ジョニーと連れ立って新村君のリサイタルを見に行って、今帰ってきた。
 ピアノ、サックス、それに新村君のパーカッションと言う編成でクラシックを演奏会。
 新村君はこの業界に入って7年になる。もともとはジョニーが連れてきて、何かあったら使ってやってもらえませんかと言うことだったのだが、いまや押しも押されもせぬ見事に売れっ子に昇進。
 見終わってジョニーこと曽山良一は、あんなだった新村、こんなになってと年のせいか指示代名詞しか出てこないままむせび泣いていた。
 確かに初めての僕との出会いは小樽の一匹長屋で、よかったら何か叩いて参加しない?と言ってめぼしいものを探したが、ギターケースしかなくそれをスネア代わりに参加したのがこの世界のデビューだった。と、いつもジョニーこと曽山良一は言う。道理でむせび泣くはずだ。

 前にこのリサイタルの話は聞いていて、どうしてもやりたいことがあるので思いのたけを出し切りますと言っていたのを思い出した。ガレージバンドとはちょっと違う新村がいた。
 見ていて思ったことは新村君はどういった打楽器奏者になるんだろうかということだった。ギタープレーヤーやピアニスト、ベースプレーヤにドラマーだといくらか聞けばどういった志向、方向、趣味などは漠然とわかるんだけど、いかんせん打楽器奏者となると見当がつかない。
 
 新村君は色々な打楽器を数多く叩く。叩くと言うことでいいと思う。概ね叩く。まあ、時には弾いたり、撫でたりさすったりはするけど、大体は叩く人で、叩くことで人から拍手をもらう。ほかにはあまりいない人種だ。今は特に叩いたり、撫でたりすると世間が黙っちゃいない時代なのにひたすら叩くことを生業にできると言うのは特殊技能といったいいのだろう。
 
 彼の舞台周りは日に日に大変なことになっている。見るたびに楽器が増えている。前はウインドチャイム、ドラムセット、トライアングル、ボンゴ、フィンガーシンバル、ウッドブロック、シェーカーぐらいだったのだが、今やおおよそ倍に膨れ上がっている。ジョニーに聞くと、とにかく楽器は増えていると言うことだった。周りグルリ楽器に囲まれている。昔、パチンコやってて千両箱に囲まれたことはあるけど、いまだかつて楽器にぐるり取り囲まれた経験はない。どんな感じがするものなんだろう。運搬大変なんだろうなあとか、バラシも時間かかるだろう?などとつまらないことに感動してしまう。
 その中で新村君は気まじめに色々なものを2時間叩く。
 クラシックやってるときとガレージバンドやってるときと何か色々チャンネルが変わるものなんだろうか?今度あったら聞いてみよう。
 帰り道、曽山さんと音符をきちんと同じ長さで演奏する音楽があり、かたや同じ長さで弾くことが時々だるいなあと言う音楽があり、どっか仲良くなれないところあるよな?とうなずきあって帰ってきた。
 自販機で爽健美茶を買う。喉が乾いた。

 根性と言うのは今時まだあると言うのを思い知った。
 あろうことか、風邪はこじれることなく2日で体を去っていった。
 まだもしかしたら隠れているのではと言う懸念がないわけではないがまず回復間違いないと思う。仕事が体を直してくれている分にはまだ大丈夫。

 明日、荷物を詰めて私は東京に行く。
 今回は飛行機パート2.どんなもんだろうツアーパート2.じゃ。
 時々気胸の状態を人体実験しないといけないので空を飛ぶ。こわいよー。
 帰りは田舎に寄り、老人二人を引率しての、老夫婦札幌に数十年ぶりに帰るツアーの添乗員やる。船。じゃ。


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