sasakiの日記
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コッキーコンサートイン洞爺が打ち上がった。 なんだかとても印象に残るライブになった。 去年、このコンサートが立ち上がるであろう現場にいてから9ヶ月。時間は何の躊躇もなくすすみきちんと7月19日を連れてきた。それも無茶苦茶に寒い気温と一緒に。裏ではストーブまで焚いていた。 昼に着いた東京の連中は最初、洒落かなんかだと思っていたみたいだったけど、太陽が沈んでリハも深くなるに連れて、思い知らされることになったみたいだ。 僕等のリハは9時過ぎから始まり、もうスタッフ以外は誰もいない所で始まり、あまりの寒さに声を出すのも一苦労、ギターを弾こうとしたら手が寒さで自由が利かずアルペジオなどもってのほかだった。 野外のイヴェントは大体天気が成功不成功のほとんどの要素をしめてしまうと思われるので温泉に入りながらひたすら明日の気温の上昇を願う。 それにしてもゼンゼン身体が暖まらない。骨のシンまで冷えた。7月で骨のシンまで冷えるという等と言うことが果たしてあって良いことなのだろうか?というところから話を始めなければいけないんだけどなあ?ほんとうは。 展望風呂というのは高所恐怖症の人間にとってはなかなかおちつかないものだ。壁が崩れて水が外に流れ出し、その勢いに飲まれて裸のまま滝のように洞爺湖に落ちていくことばかりが心配になってリラックスできない。頼むからもっと地に足の着いた温泉設計を頼まれてくれないだろうか?みんながみんな高いところにある温泉が好きな人ばかりではないということを肝に銘じて覚えおいてくれ。夜11時就寝。みんなは酒を飲んでいるみたいだ。酒なんか体に悪いんだから私のように早々に寝て、無闇に早起きして、なんにもすることがなくて困るというのを時々経験した方がいいと思うのだがどうなんだろう。旅館に泊まって、どこかよその部屋から宴会の馬鹿笑いが聞こえて来るというのはなかなか良いものだ。ああ、温泉に泊まってるんだなあと。 朝3起床。いくら何でも寝るのが早すぎた。だからといって性格的に二度寝が出来ない。風呂入りに行こう。誰もいない。こわいなあ。壁が崩れてまた自分が滝のように洞爺の湖に落ちて行くところをひとしきり想像して気分が滅入り、部屋に逃げ帰る。 というようなことを延々と書き続けてゆけば話には困らないんだけど。そうはいかない。もう最終日だ。 因幡選手、小坂選手、山木選手、各選手のガンバリにより見事に向こうの山から雨を呼ぶ事に成功し、雨乞いも無事終了。中でも因幡君は最優秀雨乞い男と言うくらいの異名を持つと言うことで効果は絶大だった。歌い終わる頃には辺り一面雨風景。今回は参加していないが次郎ズというグループは自分たちのステージ、自分たちの持ち時間だけ雨を呼ぶという必殺技を持っているらしい。スゴイの一言。だからといって見たいわけじゃないけど。 山木選手が出るときにはもう冗談では済まないくらい降りつづける。ギターのジョニーはもうずぶ濡れ、雨が面白いようにサウンドホール目がけて降ってゆく。ありゃもう使い物にならないなきっと。というくらい。気の毒だ。心なしか二人とも暗い。楽器はミュージシャンの命。同情したいんだけど次は自分たちの出番。一瞬ゴミのビニール袋にギターを包んで恥も外聞のなく出ようかと思ったけどそれはそれで貧乏くさいのでやめた。 さていよいよこのコンサートの最後、百章の出番。 僕等バンドはいつまでも心に残るものをステージの上から見せて貰った。ライブが終わりベースの歌川が夜中3時過ぎても寝ないで稲村さんに語ったこと。 お客さんみんなが立ったまま最後まで付き合ってくれたこと。ピンスポは本来は歌う人にしか当たらないのに雨に煙る全員にシルエットとなり当たっていて、その影がみんな動いていた。あの時あの場所に来ていたみんなに僕等の側から見た客席を見せてやりたかった。あんなに雨が降っていたのにみんなニコニコしちゃってさあ。そりゃそりゃ格好良かったよ。 前日僕は自分がとりをとることを潔しとしていなかったんだけど、終わってみるとあの場所はやっぱり特別席だった。 そして次の日、その特別席には更に特別なものが用意されていた。 あの時の雨の観客席をもう一度見てみたい。 本当にいいものだった。 みんな風邪ひかなかったかい? 心からということは一年に何度かあるんだ。それが増えるといい。 みんなにかわって挨拶します。 本当にどうもありがとう。
そしてコッキーコンサートイン洞爺は無事打ち上がった。
次の日5時半起床。もう起きていてもすることがないので札幌の戻ることにする。ジョニーとの約束の時間は8時だったんだけど、前倒しで6時半はどうかと電話したら、堪忍してくださいと言われたので、なら7時 といったら。7時30分でお願いしますと言われた。まあ、妥当な線だろう。仕方がないのでコンビニが開くのを待ち、冷や麦とスポーツ新聞を買ってくる。冷や麦とスポーツ新聞の組み合わせにはなにがしかインテリジェンスというものに欠けるなあと思った記憶がある。 札幌に戻り2時からHBCに行きコッキーの録音。幾分昨日の余韻を引きずりながら最後の挨拶の決定稿を読んでいたら今日で僕の分は終わりといったような気がしたので良く読んでみるとそう書いてあった。そういえばこの前の時にそんなことを聞いた様な気がする。僕は出演者のナビゲーターみたいな役割でライブの録音の方は局アナがすることになっていた。多分ほとんどメリハリのない、素っ気ないお別れになっていたような気がするが、それは気のせいではないのです。僕はボンヤリと挨拶をしていてさよならといってから気がついたので。へへ。よっぽど取り直して貰おうかと思ったんだけど、こおいうお別れもアリかなあ。ね?どうだった本当のところ。そっけなかった?えっ?どう?気にしてるわけじゃないんだけど。ねえ?もう少し感情込めてサヨナラって言ったほうが良かったかなあ?
まだ書きたいことは山ほどあるんだけど、またブラックホールの彼方というのもあるんで。さいなら。
琴似のアミカが今月の25日で1周年記念です。ぼくはそれで30分ほど歌います。アミカ1周年おめでとう。
金曜日には「月よりの使者」完成記念発表をします。歌のことだよ歌のこと。
sasaki

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