sasakiの日記
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2002年12月20日(金) 寝てたわけじゃない

 つまりこういう訳なんだ。

 僕はとても焦っていた。
 あと何日かすると旭川、小樽が待っている。
 ヒェー喉が痛い、少し鼻が詰まっているような気もする。よく考えると咳も出そうだ。
 大変だ!たいへんだ!タイヘンダ!風邪ひいちまった。
 よりによってこんな時に。
 何となく肝臓も痛い。もしかすると飲み過ぎで肝臓も悪くなってるんじゃないだろうか?息も少し苦しい。心持ち背中も痛い。気胸の気もあるのでは?
 そういえば前に自然気胸をやったのもこの季節、12月。丸2年。
 次破れるとしたら右の肺ですからね?とか医者は言ってた。
 
 病院に行こう。
 
 「佐々木さん、この用紙持ってレントゲン室に行ってください。レントゲン室はその赤い線に沿って歩いていくと自動的つきます。撮り終わったら、また写真を持ってここに戻ってください。」
 言うとおりに赤い線を歩いていくとレントゲン室。
 病院の空気は特にこの季節とても良くない温度をしている。風邪の菌が充満しているように思われとても気持ちが悪い。
 「軽く脱いで、その機械を抱えるようにしてください。そうしたら息を大きく吸ってしばらく動かないでください。」
 この間破れたときのことを思い出してしまった。
 そういえばこの間ここで息をしたときは深呼吸が出来なかったなあ?と。
 ここで僕は気がついた。
 断じて肺は健康に膨らんでいると。
 楽々深呼吸が出来るし、いくら息を止めていてもどうっていうこはない。
 それでも久しぶりの病院なので記念に、それと確認のために一枚とって貰おうと思った。
 出来上がるまで待っていると、
 「佐々木さん、もう一度取り直します。何か変なものが写っているので。」
 ギョエッ!なんだ、なんだ。もっとシビアにとらなければならないくらいの状況なのか?突然、余裕が消えた。
 「背中に何か写っています。何か貼っててます?ああ、服はそのままで結構です。」
 しあっったーーーーーーーーーーーー。
 久しぶりに貼ったピィップーーーーーーー。ププププ。
 人はどこで恥をかくか解らないものだ。
 はじめから言えよな。おどかさないでさあ。

 「ええ、この写真を見る限りにおいて大丈夫ですね。今のところどうということはないので、また何かあったら来てください。」、そうなんだよなあ、何かないと来られない病気というのは結構厄介なのだ。
 まあ、何はともあれ、無事だということで風邪薬と睡眠剤をもらって帰宅。
 この風邪薬が良くなかった。
 安心して次の日からは早、風邪引き男に変身。そして冒頭の一節に戻る。

 今日。僕は全精力をつぎ込んで完治した。よくぞここまで。
 諸君!僕のことを根性の人、強い意志の人、窮地からの帰還男と呼んでくれ。
 
 僕はこれから鮭茶漬けを食う。
 もう少し栄養がつくものを、という声が聞こえるが。
 4回目の食事だ。
 もしかすると前から風邪なんかひいてなかったのかもしれない。
 よくわらん。

 電話の鳴る日だ。
 2件も日時を違っておぼえていた。危ないチョンボするところだった。
 
 うがいをやめて手を洗おう!3点。

 


sasaki