sasakiの日記
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2002年11月22日(金) 1992年ということはまだ10歳ということか?

 毎日さーーむーーいい。

 さっき稲村さんに電話する。白幡が百章のことで何か焦っているので、とりあえず録音日程やライブ日程などをそれぞれしらふ状態で決めたいと言うことなのでバンマスに伺いをたてる。酒が入ると話がドンドン大きくなっていくので注意をしなければということなのかもしれないが、もっともである。ついでにこの間のライブヴィデオをダビングして貰えるように頼む。
 
 先週の日曜日にドームの帰り、稲村邸に行く。湯豆腐パーティーを開くから集合するようにということなので、新札幌でワインを買ってタクシーで野幌を目指す。
 着くと稲村、白幡、中村、歌川、キーちゃん、こー、ひとみちゃん、エム(稲村家の飼い猫猫)、昼の1時過ぎから飲んでるらしくもうヘロヘロ。到着するとすぐにコンサドーレの勝利を祝う。ロビンソンの豆腐を買っててこなかったことをなじられるが気にしちゃいない。どうせみんな酔っぱらいだ。沖縄の海草が入っていた結構旨い。今度見つけたら買ってみよう。長丁場になりそうなのでビールでいくことにする。最近はビールが酔い方がおとなしくて気に入っている。前みたいに胃に来ることもなくなかなかいい調子である。
 リハーサルのMDを持っていたのでダビングしながらみんなで聞く。参加メンバーで聞くとまた別のものがある。稲村さんは宇宙と交信しながらむせび泣いていた。青春が蘇っているのか?わかる。
 遅れて伴もドームから直行。後は伴のワンマンショー。
 豆腐が足りなくなったので歌川に頼んだら帰ってこない。日常的にスーパーなど行ったことがないらしいと言うことなので捜索隊を組んで捜しにいったところ、豆腐売場の前で呆然としていたという。種類が多くてどれにして良いのか決められなかったという。卵豆腐も購入リストに入っていたという。昔とやっぱり変わっていない。

 色々楽しいことがあった集まりだったが書ききれない。

 今週中に集まりを開いて録音日程をたてる。

 ウチの猫はどうも10歳じゃないかということが判明した。ロンドンレコーディングの「jealousy」あたりだから10歳。もう少し年取ってるんじゃないかと思っていたんだけど思いの外まだ寿命が残っていそうなのでホントに嬉しい。その頃の日記にレコーディング後のことも書いてあるので、正確な事がよく解る。つくづく日記というのは書いておけば、それなりに、なにがしかの役にはたつ。

 久しぶりに長くなるかもしれないけど8月10日分と11日分をのせておく。

 8月10日
 性格がずぼらな猫かもしれない。僕とほとんど同時刻頃まで寝ている。朝になったからといって飯のために鳴くということもしない。(出来ることならばこの頃に戻って欲しい)ゆうべの飯の食い方を見ていると食が細いようにも見える(はっ)。もともと子猫など飼ったことがないから、何を基準に判断すればよいのかが分からず困る。とりあえず1回分の分量は猫缶半分に猫用の乾きもののようなものを少し、それと水の皿とミルクの皿を別々に並列しておく。当たり前のことかもしれないが、一度きにどっと食うようなことはせず気が向いたら少し、腹が減ったら少しとある意味では健康的な食い方をしているようではある。
 昼時にトイレを覗いて砂をかき分けてみると、3つほどうんこが埋まっていた。まあ、排便は順調なようなので一安心。猫の排泄物は臭いと聞いていたが確かにすごい。本人が砂をかけたがるのも理解できる。夜になって何かの儀式なのか突然あっちこっちと、ものすごいスピードで家の中を走り回る。外で遊べないための代理的な運動行為なのか。それれにしても尋常じゃない。目を見ていると何かを狙っているかのように明らかに獲物をとらえているようだ。僕にはそれが見えない。何かはぐらかされているようで呆然と見ているしかなく、不気味である。

 8月11日
 久しぶりに天気が回復した。自転車を出して東橋のプー横町まで出かけてみた。
 台風も去り、すっかり秋の気配が漂いだしていた。川端さんに「幸男さん、猫飼いだしたんだって?」と聞かれ一瞬あせる。40面下げたオッサンが突然猫を飼い始めるという図が、いくら自分のことでは客観性を欠くとはいいながらも傍目から見ればどういう風に写るかは想像つく。自分だって昨日まではそういう風に考えただろうから、そのことについてあまり積極的に話題にのせるつもりはない。
 家に戻ったら、さみしかったのか初めて玄関まで迎えに出てきた。
 今朝、クマから電話があった。本当はこっちからかけなければと思いながらも延び延びになってしまい、すまないことをした。それにしても梅鉢氏は相変わらずだ。何のリアクションもないまま1週間が経とうとしている。こっちとしても色々先々の仕事の段取りが組めず、往生している。夜になり、9時頃だと思うが姉と大介がスプーンを見に来た。姉はもともと生き物を飼ってみたいと思っていたらしいが、ダンナが大の猫嫌いということで、ため息をついていた。今日はなんだかふて腐れているように寝てばかりいる。この調子でいくとこっちが寝る時間にはすっかり体力が回復してしまい、夜中にあっちこち走り回られそうだ。
 気圧のせいか、右足太股の内側が針で突き立てられるように痛む。神経痛か?

 感想;なんだか緊張しながら1匹と一人は暮らしてるようだ。

 さっきまで小室哲也の結婚式をテレビでやっていた。これを打っていてチャンネルを変えるヒマがなかった。世の中ますます凄いことになっている。ナンシー・関よ!何故あなたは死んでしまった?

 青い虚空  J・ディヴァァー
 テレビ消灯時間4  ナンシー・関
 新・ゴマーニズム宣言12  小林よしのり
 BROTHER  BAKER SHOP BOOGIE

 寒い朝  猫がのっちり 悪夢たつ    
 
 とても重い   4点 



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