あぽろん/ミニ小説 - 2004年01月04日(日) 大晦日に書いた言葉だけ小説 ≪大晦日の夜の出来事≫ キラ「アスラン」 アス「油使っているから近づいちゃ駄目だっていっただろう?キラ」 キラ「うう〜だって〜」 アス「ふくれても駄目、ほらイザーク達と一緒にコタツの中に入っておいで」 キラ「ええー、つまんよー」 アス「なんで?」 キラ「だって!イザークもディアッカもニコルも将棋に夢中なんだもん」 アス「将棋は二人でしかできないだろう?」 キラ「ニコルとイザークが勝負していて、ディアッカがそれを楽しそうに見ている」 アス「それで、キラは一人でつまらないと」 クスクスっと苦笑するアスランにキラは頬をふくらませつつすねてそっぽをむく アス「ごめんごめん、怒るなよ。じゃ〜俺の手伝いしてくれるか?」 キラ「うん、する」 アス「じゃー、冷蔵庫からネギ出して」 キラ「は〜い」 アス「それから…」 数分後 アス「完成」 キラ「わ〜い、年越しそばだ〜〜〜vv」 ディア「おっ、出来たな。年越しそば」 アス「ディアッカ…お前ら、自分のそばぐらい自分でしろ」 ディア「いいじゃねーか、それより早くしないとイザークが腹へりすぎて機嫌が悪い」 アス「それだけが、原因じゃないだろう」 ディア「あれ、わかった」 アス「どうせ、ニコルに負けそうになってるんだろう?」 ディア「ははっ、正解。…たのむ、俺の部屋があらされる前に止めてくれ」 アス「断る」 ディア「そんな、キッパリといわでも」 キラ「ねえねえ、それより、おそば伸びちゃう〜〜〜」 アス「ああ、そうだな。…キラとそばに感謝するんだな」 ディア「そうしとく」 アス「ほら、そこ片付けろ」 ニコ「あっ、アスラン。出来たんですか?」 アス「ああ、だからあたたかいうちに食べよう」 ニコ「はい、ほらイザーク片付けますよ」 イザ「まだ勝負はついてない!!」 ニコ「すでに、ついてるようなものを…」 イザ「うるさい!!」 アス「いいから、どけろ。そばがのびても知らんぞ」 イザ「フンッ!貴様がそこまでいうのならしかたない。おい、二コル片付けろ!」 アス「自分もしろ!!」 ディア「まあまあ、ほら食おうぜ」 イザ「…なんで、貴様のだけエビが二匹あるんだ」 キラ「ふえ?」 アス「キラは俺の手伝いしたからな」 キラ「手伝いしたもん」 イザ「納得いかん!」 アス「働かざるもの食うべからず」 ニコ「痛い一言ですね」 イザ「じゃー、なんでニコルもエビが二匹なんだ」 ニコ「アスランは僕には優しいですからね〜vv」 キラ「…」←無言でアスランに抱きつく ニコ「あははっ、取りませんよキラさん」 キラ「…むう」 ディ「はいはい、取り合えず、いただきます!」 「「「「いただきます」」」」 キラ「おいしい〜〜v」 アス「そう、良かった」 イザ「…まあまあだな」 ディア「へえ〜、ザラ家の坊ちゃんは料理も出来るんだな」 アス「イヤミか?」 ディア「とんでもない、誉めてんだよ」 アス「…どうだか」 ニコ「いまいち信用ないですからね」 ディア「生意気だぞ、ニコル」 ニコ「真っ先に、ザフトを裏切ったのは、どこの誰です?」 ディア←痛いこと言われ言い返せない アス「しかし、今年も色々あったが無事に終わって良かった」 ニコ「僕は死にましたけど」 キラ「ふえっ…ごめんなさい」涙ぐむ アス「泣かないのキラ」 キラ「でも〜〜〜」 ニコ「そうですよ、キラさんが悪いことないですから」 アス「そうそう、キラは台本どうりやっただけなんだから」 キラ「でも、本当にごめんね」 ニコ「いいですってば。あっ、じゃ〜初詣に行ったときおみくじ買ってくれ ますか?」 キラ「うん、いいよ」 アス「良かったな」 キラ「うん!」 ディア「後でみんなで行くか」 ニコ「一日には、みんなで挨拶まわりしましょう。お年玉もらいに」 アス「隊長のところにもな」 キラ「僕、アスランのお父さんに挨拶したい」 アス「父上に?じゃ、一緒にいこうか」 キラ「わ〜い」 イザ「俺も行く!」 アス「なんで?」 イザ「お年玉が多そうだから!」 ディア「俺も行く!!」 ニコ「僕も!」 なんだかんだいって、まだ子どもな彼らでした 明日は仕事だーーーー!!! ...
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