■ ぼうるのつれづれ日記 ■

2005年05月18日(水) 「交渉人真下正義」観てきました

えー…一応自分が出演(?)している、といったらオーバーですね。エキストラやってきた「交渉人〜」観てきました。踊るシリーズは何だかんだ言って、全部映画館で観てますね、自分。
10時に起床して10時半に映画館に居るという荒業。おかげさまで目が覚めました。

エキストラ出演のときにネタ明かしが何個かあったのですが、私の記憶力の都合のよさで、スッカリ忘れ(物忘れに感謝したのって初めてかも)とても新鮮に観れました。青島サンとは違って、なんだか観ててほっとするキャラクターの真下サン。以下ネタばれですので、これから見る予定の人は観てから読んでちょ。













青島さんがアクション専門なら真下さんは裏方頭脳プレー担当といったところでしょうか。ヘタレのくせにできるという愛すべき人。確かに青島さんが主役のときと違って、パンチはないんですけど、ダメキャラを見守るときのお姉さん気分、微笑ましくて目が放せない感じでした。
最初笑ってしまったのは、東京トランスポーテーション(TTR)の総合司令室に乗り込むとき、警備員に両脇挟まれ、巨大な地下通路をとぼとぼ歩きながら、「一人で帰れるかなぁ」とか呟いたところ。更に、司令室室長に「隅に居ろ」と邪険にされたとき、「…分かりました。隅ですね」と、あっさり従ったところ。
弱い!そしてヘタレ!
しかしそれでいて頭は切れるというところが堪らない。あの「長いものには巻かれろ」という潔いヘタレっぷりと、意外に物怖じしない大胆なところの二面性が彼の魅力ですね。「しょうがないなぁ」とついつい周りが世話を焼くタイプ、つまり一番早くに出世しそうなタイプ。

現代の犯罪ツールとして欠かせない、携帯、パソコンがたくさん出てきて、知識がある人が見たら、また面白いのかなぁ、とも思いました。展開が速いので深く考えたりしませんでしたけど、携帯で地下鉄動かすって可能なのか…?
真下さんが犯人のターゲットと分かってから、彼の動揺、心の動きの丁寧に追って欲しかったな、と思います。交渉課、TTRの人たちの協力があってあの難局を乗り越えることができたわけですから、もうちょいみんなへの感謝の言葉が欲しかった。
仲間への言葉として、現場指揮の木島さんに「木島さん、結構好きですよ」と男同士の会話には大満足でした。新キャラ木島さんは、ヤクザのような荒々しい振る舞いに見え隠れする優しさ。そこが素敵なオジサンでした。「上司の顔立ててやらなきゃな」と室井さんへの気遣い。青島さんと属性が同じなんだけど、優しさの質は真逆な感じです。
新キャラといえば線引屋の熊沢さんはナイスオヤジニズムでした。あれは和久さん属性のキャラですね。職人魂をもった熱いオヤジです。暴走電車「クモ」から地下鉄を守るためにダイヤを新しく即興で組み立てる仕事人。ある運転手が「熊沢さんに命預けます!」と叫んだところが、地下鉄マンの情熱を感じさせて良かったです。

さて不満なところは犯人は結局誰なんだよ〜ってとこ。犯人のオタク特有の歪んだ顕示欲とか、高い知識とかをさんざん見せ付けられながら、真下サンの交渉、交渉課のデータ検索の努力の末、結局突き止めた犯人像はじつは死亡してましたって…おい。真下さんも「じゃぁお前は誰なんだ」って言ってましたけど、誰なんだ〜。
意味ありげなカラスの使い方。映画後の次回予告「容疑者室井慎次」。あれは次回犯人は分かりますよ、っていう暗示なのかしら。ぬー、私はハッピーエンドや勧善懲悪的な分かりやすいお話が好きなので(悲劇も好きだけど救いのない悲劇は嫌い)これだけは納得いかなかった。


あ、自分は発見できませんでした。まぁエキストラだものね。


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