■ ぼうるのつれづれ日記 ■

2002年12月11日(水) ずばり、どん

今日ずばり人身事故車両に乗ってしまいました・・・・・(泣)

しかも目的地の一つ前の駅で。

なんだか・・・前日の大雪といい、最近ついてないです。大雪の日は早番で大変な目にあいましたし・・・。今日は今日で事故車両。うう・・・交通の神様に見放されたのかしら・・・。

電車が駅のホームに入ったとき汽笛を大きく鳴らしたんです。変だな、って思ったら次の瞬間急ブレーキ。・・・・この展開って・・・と嫌な予感がしました。
幸いになにかがぶつかる振動は感じませんでした。
「人身事故」です、というアナウンスに、乗客の皆さんは素直に「えー?」と眉根を寄せてました。車内で待たされること数分。一つ後ろのドアの前に人だかりができているんです。まさか本当に事故車両に乗っているとは気付きませんでした。
事故にあわれた方がどうなっているかは見えませんでした。

暫くたって、レスキュー隊が到着。早かったです。さすがプロ。
救助活動のために乗客は全て電車から降ろされました。振替輸送があるとのことで、駅を出ようとしたんですが、改札口まで長蛇の列で15分くらい並ばされました。やっと改札口に近づいたと思ったら、レスキュー隊の人たちが慌しく布で壁を作って、私達に見えないように担架を運んでくるんです。凄く怖かったです。
もし・・・

もし布の向こう側に死んだ人がいるんだとしたら・・・とか怖い方向に考えてしまうんです。結局その人の安否はわからず仕舞でしたが。
思わず涙が出てきちゃいました。
普通の場面ではなかったんです。日常からは考えられない空気だったんです。
ニュースとかドラマとかと全然違います。

救助が短時間で終わったために、私は改札口から引き返して乗っていた電車にまた乗り込むことにしました。1番前の位置が都合が良かったので、前を目指してテクテク歩くと事故現場の横を通ることになります。何気なく目をやると小さな担架が置かれていました。そこには血がべっとりと・・・泡だって付いていました。

冷え切っていた体に感覚がなくなりました。
缶コーヒーでも飲んで体を温めるつもりでしたが、今飲んだら吐きそうな気がして飲めませんでした。

最近よく「人身事故」って聞きますけれど、そのたびにこんな光景があるんだとしたら、悲しいですね。悲しい・・・うーん、そんな言葉じゃないです。
恐ろしい、にも近いです。
事故にせよ自殺にせよ、日常の光景に決定的な闇が急に降ってくるんですから。
この闇が「日常」に思えてしまえる昨今。
本当に恐ろしいです。


 < back  INDEX  next >


ぼうる [MAIL] [HOMEPAGE]