| 2010年02月16日(火) |
曇り続き/「溺レる」感想 |
曇り。毎日寒くて鬱々とする陽気。2 月っていつもこんなだっけ。
息子と図書館へ。本を借りて、児童館に行ってしばらく遊ぶ。買い物をして帰宅。息子の昼寝がやけに長くこの日は 2 時間くらい寝ていた。私も起こす気がせず寝かせっぱなしにしてひたすら調べ物をしていた。
娘が帰宅、一緒に本を読んだり遊んだり。夕飯はほうれん草と挽肉の炒め物と秋刀魚。豚汁、お豆腐他。
例によって夫の帰宅が遅い。本を読んで待つうちに転寝。一度眠ってしまうとその後の寝つきが極端に悪いので眠りたくないのだけど。今読んでいるのは川上弘美「真鶴」。
先日読んだ「溺レる」は最近読んだ本のなかでは出色だった。表題作もいいけど一番よかったのは「神虫」。この人の本を読んでいると人はどこまでいってもひとりで、孤独であるのだとしんと思わせられる。作中の、二人の協同でおこなう行為の描写に撃たれた。凄いたたみかけ、残酷な気すらする。すうっと寒くて、でもそこがいい。「百年」もよかった。岡崎京子「恋愛依存症」の一話を思い出した。この人の描く女の人は皆のっぺらぼうに見えるので、読み始めはいつもどう読めばよいのか分からず困惑するが、読み終わると心の中にちゃんとその人が立っている或いは座っている。そしてまた最初から読んでみたくなるのだった。
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