2004年07月05日(月)   読んだ本記録(6 月分) 

はっきりしない天気。午後、ブックオフへ行って本を売る。ついでに小椋冬美の本を一冊購入。その後モスでお茶。買い物をして帰宅して、マリちゃんに手紙を書く。先日彼女のおうちにお邪魔した際に撮ったお子達の写真があまりに可愛いので珍しく現像した。それを送る。手紙って全然書かなくなって久しいので書き方わからなくなってた。字も汚いし。オヨヨ。夕方からやたらと晴れて来る。

ここ一ヶ月間に主に図書館で借りて読んだもの達:無印は「ふつう」、は「よかった」、★★は「本を買ってもいいくらいよかった」の印でごんす。

◆ すてきなあなたに 4/大橋鎮子 … 雑誌「暮らしの手帖」に掲載されたエッセイ。何も知らずに装丁が可愛かったので手にとったんだけど、実によかった。著者が暮らしの中で出会ったお料理、旅行、お洒落なんかについてのちょっとしたエピソードなんだけど、すごく和む。著者はたおやかで姿勢のいい、言葉遣いの綺麗な女性なんだろうな、いいなあなんて想像した後に「私は友達になれない(してもらえん)タイプなんだろうな」と思った。ホホ。
◆ マリコの食卓/林真理子 … ★★ 私は林真理子の食べ物の描写が結構好きで、昔からわりにエッセイは贔屓にしていました(小説はわりとどうでもいい)。この本は彼女の今までの食べ物関係のエッセイのみをまとめた、選り抜き食べ物エッセイ的一冊です。それこそ「ルンルン」時代からなんだけど、自分がほとんどの話を知っている事に驚いた。私ったらこの人のエッセイをすごいカバーしてたのね。同じ著者の古い食べ物エッセイ「食べるたびに、哀しくって…」もなかなかです(絶版らしいけど)。こちらは文庫で持ってるけど、安西水丸の挿絵も文章に合っててナイス。
◆ 食べる屁理屈/村松友視
◆ 南仏おいしい物語/島静代 … タイトルどおり、南仏のおいしい食べ物についてのエッセイ。トマトやチーズや果物、お魚なんかの食材の話の合間合間に入っている南仏料理レシピは大変に美味しそう。ブイヤベースって一度つくってみたい。
◆ ああ言えばこう食う−往復エッセイ/阿川佐和子 & 檀ふみ … 美味しい話がてんこ盛りかも、と期待して借りたけど、食べ物の耳より話はそれほど載ってなかった。でも読み物としては結構面白かったです。二人のさばけ具合が。特に檀ふみに関しては曲がりなりにも女優なので相応のイメージ(連想ゲーム程度だけど)があったんだけれど、見事にブッ壊れました。
◆ 薬菜飯店/筒井康隆 … ★★ ※ この項は話が汚いのでイヤな人は読まないでください。※ ほとんどカミングアウト気分なのですが、私は 2 ちゃん生活板のスレ(リンク先は現行じゃないけど) 【膿がドロッ】こんなん出たよ三番シボリ【芯がプリッ】 を愛読する一人です。そう、私はかさぶたを剥がしたりだとか膿を搾り出したりという行為をこよなく愛する一人。とは言えごく普通の人でも剥がした後の小鼻パックをしみじみ見て「ウフッ」となる事はあると思います(だよね)が、それがちょっとばかし重症になった程度と考えていただきたい。このスレッドは自らあるいはその家族の膿や脂や粉瘤(ふんりゅう)を搾り出したり、ニキビの芯をひっぱり出したりする行為に魅せられた、軽度の変態達が集うところ(画像アップローダもあるよ)なのですが、このスレッドで人気の小説がこの「薬菜飯店」なわけです。この小説、中華料理を食べるだけで蓄膿の膿や、肺にたまったタールがバケツいっぱいにドドドドドドドドと噴出する等、変態にはたまらない描写がてんこ盛り。最高! スッキリ爽快!! こ、このお店に行きたいです。私は目、お肌、髪、肺、胃、腸関係、あと婦人科系器官に効く料理を食べたい、本気で。どうなっちゃうのかしら…(半目)。あとこれの料理の描写、妙に美味しそうなんだよね。中華料理って絵が目に浮かびやすい気がする。この本は短編集なのですが、他に収録されてるものの中でも「秒読み」っていう短編は爽やか(生理的にではなく、ジュブナイルかよという意味で)ですごく良かった。しかしこの本、どうも絶版らしい。そのうちまた何か他の本に再収録されたりするだろうけど、筒井の本って案外絶版なの多いのですね。
◆ 宇宙衛生博覧会/筒井康隆 … 以前の日記でも書いたのですが「顔面崩壊」と「問題外科」の描写の気持ち悪さは天下一品でした。本気でオエップ。後者については、現実のお医者さんによる不祥事とか医療ミスとかって実際、こんな感じなんじゃないかなと思った。小説に出て来る鬼畜医者と大差なさそう。
◆ あなたに電話/森瑤子
◆ 江戸 TOKYO ストリートファッション/遠藤雅弘 … 配偶者が古本屋で買って来たのを横から拝読。ファッションディレクター(ってそもそも何をする人かよく分からんが)の著者が綴る、江戸時代のお洒落さん達について。時代にかかわらずお洒落とか流行というのは「とにかく人と違う格好を」って意識から始まるのかな。昔の人=粋、みたいな図式があった己ですが、案外そうでもないかと思った。江戸時代における流行も、現代の渋谷にいるような、傍から見るとただの突飛で頓馬な格好した若い子達とやってる事が変わらないというか…。面白かったです。

今月は漫画をよく読んだ気がする。ジョーは今日読み終わりました。実に面白かった!


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