平日の夜に余裕がないせいか、日記をつけようとしても、書く事と言えば職場でのアクシデントしか思いつかないという侘しさです。やあねえ。毎日がアクシデントで新発見でびっくりサプライズです。とりあえず日々がんばっとるよ。いつ落ち着くんだろう。
「イン・ザ・ミソスープ」村上龍 途中までは読んでてわりに面白かった。けど途中からの毎度毎度なエグい殺戮描写は「またかよ」と思った。「灰暗い水の底から」とか死体山盛りの本ばかり読んでた(旅行中に)ので自業自得とは言えうんざりしました。ただ後半の主人公の自問自答部分はちょっと理解出来る箇所もあった。しかし私は村上龍をわりに好んで読むくせに、村上龍を読む自分があまり好きでない。だから「なんか分かるわ」と思うのもなんだか気恥ずかしい。なんかこう、私って俗物なんだなーと思わされてしまう。作家のパーソナリティのせいかも。高尚さゼロだし。ミーハーな印象あるし。今の彼(昔からか)なんて薬のやり過ぎで目の澱んだオッサンだし。なんか E メールのお作法本出してるし。と人のせいにするのもなんなので、自己責任において私の好きな村上龍作品でも挙げておきます。好きな順で「テニスボーイの憂鬱」「ニューヨーク・シティ・マラソン」「69」「走れ!タカハシ」「村上龍料理小説集」「イビサ」…って書いてみるとやっぱり私の好みが俗なだけか。でも「ニューヨーク・シティ・マラソン」に収録の「蝶乱舞的夜総会」は素直に好き。
関係ないけど先日岡崎京子「ヘルター・スケルター」を読んでラストが「イビサ」と同じだったので驚きました。■
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