部内の懇親会。新宿で一杯ひっかけて帰る。
子供の頃に友達の家で読んだ大地震がテーマの漫画。授業中に大地震が起こり、主人公の女の子とクラスメイト数名が命からがら逃げて最後は主人公だけがどこかのヘリに救助される内容で、作品のタイトルは「マグニチュード」って言葉が入ってたなー、くらいにしか覚えていない。でも決めゴマとかラストシーンだけは強烈に記憶に残っている。描写が残酷だったので、子供にはインパクト強かったんだろうな。多分マーガレットか何かに載ってたんだけど。
で、そういう断片的な記憶だけでその漫画のタイトルや作者なんかを Web で探し当てられるものか? と「マーガレット マグニチュード 漫画」で検索してみたところ一発で出ましたよ。WWW って偉大だなあ。スゲー。
このサイトによると私が読んだ漫画は「東京マグニチュード 8.2」。作者は中森清子、掲載は「週刊マーガレット」の 1982 年 1 号らしいです。てことは私が小 4 の時か。もっと昔かと思ったが。タイトルが分かったところで文庫を入手して読もうとは思わないんだけど、「その漫画は私の記憶操作による幻ではなく、ちゃんと存在していた」ということが分かってなんとなくスッキリ & 安心した。
ちなみに多分これとほぼ同時期に読んでインパクトのあった漫画は波間信子「ノンの熱い日」と「エスパー魔美」(少年ビッグコミックの単行本)でした。前者は姉が友達から借りて来たのをこっそり読んだので余計に背徳的でのう。少女漫画なんですけどいやらしい描写が多くてドキドキしたさ。今でも漫画喫茶でたまに見かけます。エスパー魔美はやっぱヌードがインパクトあったんだろうな。こう考えると子供の頃の私にとってのキャッチーは「死」「恐怖」「エロス」だったんですねえ。しかし逆に言うと私の原点がこれらの漫画にあるのか。でも死とかエロスって要素は私に限らず、子供はみんな心ひかれるものだよね?(あー、まとまらん)
そういえば「ノンの熱い日」にはかなわないけど、いがらしゆみこの「まみむめ見太郎」(同じく姉の友達の所有物)もえっちっちだった。こっちは単に下着をめぐる小学生児童の熱い戦いって感じで、健全なんですけど。しかし漫画について書き出すと長くなるなあ。まあ婆の思い出話は長くなるものですから大目に見てください。
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