レベル1への道。
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先週辺りから、降るぞ降るぞと言われ続けてきたものの、その期待を裏切り続けてきた、雪。
ぼたぼた降ってる。
いっそ立派な降りっぷりを、ただぼぉっと眺めてしまう。
いいね、雪。
それはそれ。
マンションのエレベーターホールで年配の女性と一緒になる。「こんにちは」と挨拶すると、「あらぁ!こんにちは」と、大げさなくらいの返事が返ってくる。
続けて、「お仕事されてるの?」と聞かれ、偽る理由はないけど、ズバリと言うのも抵抗があるので、「ええ、まぁ、近くで」と濁す。濁したのに、更に「え、どこで?」と来る。
気さくなおばちゃんだな、の印象が、ずけずけしたおばちゃんだな、に変わる。
でもエレベーターが来たので一緒に乗る。
「それにしても久しぶりね」
はぁっ?!��( ̄△ ̄;
私はあなたのことを知りません。
「え、あ、はぁ」
…語尾を上げて発言できるタイミングは去ってしまったなぁ既に…。
挙動不審になりながら、その後ものらくらと受け流す。割と一方的に喋るご婦人だったのが不幸中の幸いと言えば言えるかも。
なんだ?完璧に誰か別人と勘違いされてる!私はあなたとお茶は飲まないし、食事しに行ったこともないですよ?
嗚呼、自分のフロアまでの時間がこんなに長いなんて。
お母さん、私は悪いことをしてしまったんでしょうか。
しかし待て。
しっかりとした喋り方だった。惚けているようにはとても見えない…。これって、同じマンションに、私に良く似た人がいるってことじゃ?
ドッペルゲンガー!きゃー!
と同時に、おそらくその、私に良く似た人は、きっとかのご婦人と同じような年代なんだろうと思うと、誕生日を目前に控えた身にはこたえます。
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