2023年12月01日(金)
笑福亭鶴瓶落語会(サンシャイン劇場)
笑福亭鶴瓶落語会を見にサンシャイン劇場へ。
出てこられた当初はお疲れなのか風邪気味なのか鼻声で声が出にくそうだったが、鶴瓶噺をするうちに喉も会場の空気も程よく温まった。
本日の演目は
・鶴瓶噺
・かんしゃく
(中入り)
・芝浜
今年の鶴瓶さんは、一番弟子、先輩、身内、友人と、大事な人達が次々に旅立った年であった。
そのことに少し触れたが、しみじみと振り返ったり、感極まって声を詰まらせたりするようなことはなかった。
ただ淡々と「死んだら終わり。生きてるからやり直せる。だから生き抜かんと」と語られていて、それが非常に印象的だった。
現実への希望は捨てないけど、その反面ものすごくリアリストな一面もある鶴瓶師匠。
そこに惹かれてしまうところもある。
スポンサーがついているので、毎回お土産とパンフレットが付くのがこの落語会の特徴。
今年のパンフレットの寄稿者は蛭田直美さんだったが、この文章が本当に良くて、一言一句全て共感した。