2023年08月23日(水)
「運命共同体」
今日のラヴィット!は、森田さんのお誕生日会。
タイムラインがブクロさんからの手紙でざわついていたので、帰宅して録画鑑賞。
自身のスキャンダルも俯瞰で眺めるブクロさんらしい手紙だったが、森田さんにハマりたいものの、森田さんが自分に興味を持って話しかけてくれるようにと、敢えて近づかず少し離れたところでタバコを吸って待ってたり、自分とのコンビ結成をお願いする長文メール(森田さんによれば、自分とコンビを組むことの良さと売りをひたすらアピールしまくるメールだったらしいが)を送った当時の東口くんの行動力があっての今だと思うと、胸がきゅっとなった。
ブクロさんの手紙の中に「あなたが時々口にする運命共同体という言葉に救われ」というフレーズがあった。
裏さらばで再放送中の「さらば青春の光ふぁいなる」の最終回は、2人が12時間話し合いをしているが、そのほぼノーカット版を当時のスタッフさんがYouTubeにあげている。
序盤は森田さんが東口くんの良くないところを諭したり、東口くんが森田さんへの不満を口にしたりと、ひりひりする場面もあるが、2人が本音をぶつけたり、これまでの大きな収入源だった番組が無くなることの不安などを口にしたりする様子をカメラは淡々と映し続ける。
終盤の午前7時台では、二人がお互いに感謝の言葉を述べるが、ここで森田さんは「運命共同体」を口にする。
「やりたいようにやらしてくれて。俺は辞めた時点で運命共同体やと思ってるから。何をしようが、お前がどんな事件を起こそうが、俺だけは味方でいてあげたいという気持ちはあるから」
「この先俺がどえらい大失敗をやらかしても、貸し一個あると思って自由にやるけど、お互い様やと言って、笑って見逃して欲しいし」
「問題児ですよ、そら、お前は。けども、まあ、別にお前以外とコンビを今後やろうと思わんし、根本的な感性はズレてないと思うから、2人の。今後、ホンマに真剣に売れていくために努力をしましょう、ということですよ」
森田さんのスタンスやスタイルは、当時から今にいたるまで変わっていない。
照れるあまりにふざけるようなこともせず、東口くんへの思いを懇懇と話し切った。
一方、当時の東口くんは遅れて来た反抗期真っ最中で、精神的にまだ幼かった。
真正面に座っている森田さんの顔をまともに見ることが出来ず、そっぽを向きながら森田さんのまっすぐな言葉を聞いていた。
“何があっても味方でいるし、決して見捨てない”という森田さんのまっすぐな言葉に、素直にお礼も言えなかった。
薄笑いを浮かべながら「ようそんなこと言えるな」と斜に構えたことをいい、森田さんから「茶化すとこちゃうぞ」と注意されていた。
あれから約10年。
(感動させてるのか笑わせてるのかどっち?)と思わせることはあれど、ブクロさんが自分の言葉で森田さんに思いを伝えるようになったのか…と少し感慨深くなった。