2013年02月21日(木)
すっきりの中にどこか虚無感
部屋の大掃除を敢行して早1か月。
まだ部屋は整っている。
というか、1か月前より更に荷物が減った。
何でスイッチを入れてもカラカラ何かが回っている音しか聞こえてこない外付けHDDを後生大事に一つならず二つもとっておいたのか。
登山用ストックを3組も買ってどこに行こうとしていたんだ。
20年前のELLEのボストンバッグとか、5分に1回肩ひもが下がって来るベネトンのワンピースとか、N98型マスク20個入り5ケースとか…。
思い出して書き連ねるだけで、これらを何だか知らんがとりあえず後で使えそうと思って取っておいた自分に腹が立ってくる。
“とりあえず残しておく”という物は、そう遠くない将来に結局捨ててしまう、ということが、今回の大掃除を通じてよく身に染みて分かった。
かつてどんなに熱狂して執着していたとしても、気持ちが収まってしまったら、未練なく手放せるものだということも。
どんなものもいつか処分できる日が来るのか、と思うと、熱中していろんなものを手に入れて悦に入る、ということを楽しむ日はもうこれから先無さそうで、何だか少々むなしくなってきたり(^^;。
お笑い・落語に費やした2000年代のようなことは、とりあえずもう無いだろうなぁ。
あんなに突っ走っていた日々は夢の中だったような気さえする。