つらつらきまま


2011年02月14日(月)
ジャンルを越えた人

「SWITCH 25th Anniversary Presents 笑福亭鶴瓶×上原ひろみ Special Live#3 NOW/HERE」を見に、恵比寿ガーデンボールへ。
 入り口付近に「余ったチケット譲って下さい」と書いてる段ボール片を持ってる方がいた。
 鶴瓶さんのファンではなさそうだから、(上原ひろみさんって人気あるんだなあ)と思いながら、会場に入る。
 この時点では、上原ひろみさんがグラミー賞を受賞したことも、東京がこれから大雪の恐れがあるなんてことは知る由もなかった。

今日のライブは、2部制で、1部は落語で2部は鶴瓶噺。
 上原ひろみさん曰く「ジャンルを越えた人」である鶴瓶さんのコラボだが、鶴瓶さんが歌う訳ではなく、鶴瓶さんは落語をやるが出囃子やハネモノを上原さんがやる、というもの。
 「新ラッパ」のジャズアレンジはなかなかの斬新さ。
 私は、小学生の時、和音の音当てテストで、100点満点中20点を取ったことがあるほど、音楽については門外漢なので、上原さんのパフォーマンスを見たりピアノプレイを聴いたりしても、(なんか凄い)という漠然としたことしか分からないのが、何だか情けなかった。
 
 ちなみに、鶴瓶さんの落語は、「死神」。
 1年半ぶりぐらいにやったそうだが、バレンタインデーなので、少し恋人と関係ある噺をしたかった、とのこと。

 鶴瓶噺は、奥様との馴れ初め。
 ここでもBGMを上原さんが即興で演奏する。
 ちなみに39年前の今日は、松鶴師匠のところに鶴瓶さんが弟子入りした日で、特別な日なのだそう。
 他人の馴れ初めとかって、話す人によってはまともに聞く方が恥ずかしかったりするが、この話はちょうど時代がうちの両親が付き合っていた頃とほぼ同時期なので、どうもうちの両親と被らせて聞いてしまうので、なんとなく笑いながら泣けてしまう。
 おととしの鶴瓶噺でもやっていたが、当時その感想を「日曜日のそれ」に送ったら、ふるさと小包1名様プレゼントに選んで頂き、宮崎産マンゴーが贈られたのは、私の鶴瓶歴でも5本の指に入るサプライズな思い出。

19時から始まったライブが終わったのは21時45分。
 電源を切っていたので携帯をオンにすると、「大雪警報」なるiコンシェルを受信。
 ハテ?と思って外を見ると、恵比寿ガーデンプレイスが何故か一面の銀世界。
 早速現実に引き戻され、(電車が止まらぬうちに帰らねば!)と、急いで恵比寿駅へと向かった。

 ほぼ1月後はここで明石家さんまプロデュースライブだ!



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