つらつらきまま


2007年04月28日(土)
べーしすと


楽しみにしているライブの前は、いつも「何らかの事情で見に行けなくなった夢」を見る。
 今回も例外ではなく、実に3回ほど見た。
 その原因は「急な仕事が入る」、「雨で電車が止まる」、「開演時刻を間違えた」など非常にリアルなものだったので、当日を迎えるまで冷や冷やものだったが、無事に行くことが出来た。
 お昼頃は大暴風雨だったので、相変わらず家でパペポTVのDVDをちまちま作成。
 何回見ても面白い。

そんなこんなで「鶴瓶噺」に行って来た。
 青山円形劇場の座席構成は昔のダイエーのロゴのようなもので、私は左ブロックだったものの舞台間近ですっごい満足。
 私が、青山円形劇場での鶴瓶噺に参加するのは今回が最初で最後だが、こじんまりしていて、この劇場でやらなくなるのは非常に惜しいと思った。
 そして、もっと前から参加したかった、と。
 去年の今頃は興味のかけらも無かったからしょうがないけど。

 「鶴瓶噺」はその名の通り、鶴瓶さんが2時間、前回のライブから1年の間に起きた面白いことを喋るだけのライブ。
 出囃子や開演前の暗転もブリッジも無く、「間もなく開演します」のアナウンスの後、ブーというサイレンが微かに鳴ったと思ったら鶴瓶さんがにゅ〜っとした感じで下手から現れたのには、軽いカルチャーショックを感じた。

 何か面白いことに遭遇したらノートにつけているそうだが、今回は600以上あったとか。
  他の人が体験したら別に面白くないような出来事も、鶴瓶さんが遭遇したら面白い出来事になってしまうんだろうな、とも思う。
 何とも素敵な人生。

 2時間笑いっぱなしだったけれども、気づいたら一番最後の話題は真面目な内容だった。
 無理に話題転換をしたのではなく、自然にその流れになっていて、その持って行き方に(うわ〜、何か知らんけど、すげ〜)と心中、唸った。
 何度も聞いた話もそこそこあるので、中盤辺りは若干ダレたりしたが、殆どの時間は目をきらきらしながら身を乗り出して笑い転げた。
 見ながら(あぁ、今更この人に興味を持って良かった〜!人生がますます楽しみ〜!)と思った。

“2丁拳銃の被害者”であり“千原兄弟のクランケ”であるけれども、これに加えて“べーしすと(瓶シスト)”も名乗ろうかしら。
 前二つは最近身分詐称な気がして後ろめたいけれども...。

 見に行けば、容易く気持ちが補充されることは分かっているのに、最近はそれを怠り勝ち。
 以前の私なら、LIVE STAND07の構成は嫌いでも、「曲者」の誘惑には勝てず、家から2丁拳銃リストバンドつけて幕張に行ってただろうに。
 去年の夏の曲者INお台場が平日開催だったことにぶーたれてたのだから。
 いつ頃からこんなものぐさになったっけな。

 ものぐさでも勘は働くのか、ひょんなことから修士さんが主役(?)で出るお芝居の情報を@ぴあで発見。
 “2丁拳銃”で検索したら出てこないので不思議だったが、(2丁拳銃)と無いから当たり前か。
 2丁拳銃のクレジットが無かったら、ピン活動は取りこぼす一方。
 



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