2007年02月24日(土)
男と女の差
買い逃したと思ったらどうしても欲しくなり、いざ神保町。
三軒目でやっと捕獲。
予定価格を少々オーバーしてしまったが、Amazonに最安値で出ている金額+送料を考えたらそんなに変わらないので、購入。
ちなみに買った本は「シャレのち曇り」(立川談四楼著)。
立川流の空気は個人的には少々苦手だけれども、本に書かれている内容はとても引き込まれて面白かった。
探していた本も無事見つかり、ホッと一息ついたところで悲劇が襲う。
私の後ろに恰幅が良い中年の男性がいて、半身ほど空いた間隔で背中合わせのような感じでお互い目の前の本棚を物色していた。
上の方の棚を見ようと少し後ろに下がったら、その男性も上の方の棚も見るために後ろに下がってきた。
ところが...。
その方が書店の床と思ったところにあったのは私の足な訳で...。
地面を踏みしめる要領で私の足は思いっきり踏みつけられた訳で...。
28年生きてきて初めて「本当に痛いと声も出ない」ということを知った。
踏まれたのは右足の小指の付け根で、脂肪があればクッションで緩和されたかもしれないが、その部分は骨と血管(ある意味血と骨)ぐらいしか無い。
右足小指付け根から痛みがボンボン飛び出て身体中を駆け巡ってるような感覚に襲われた。
身体の中で浅草のサンバカーニバルが行われてるようだった。
踏んでしまった男性は「あっ、すいません」とすぐに謝られ、私も内心は痛さのサンバに踊りまくっていたが、かっこつけであるため「あっ、大丈夫です」と何なら微笑みまで浮かべて応対したが、しばらくは足がじんじんして動けなかった。
帰って確認したら、その部分だけ見事に赤紫になっていた。
女性に踏まれた時とはまるで違う。
恐るべし、中年恰幅男性の踏みつけ力。
週末の神保町通いも定番になりつつあり、この分野が強いのはあの店、ということも大分分かりかけてきた。
もう持ってるから買わなかったが、2丁目劇場閉館特集号のGOOGYAを500円で売ってたあのお店は良心的だと思う。
ちなみにこの号、表紙が千原兄弟+2丁拳銃というのも素敵だが、中にある折込ポスターは更に素敵なので、未購入かつ関東圏在住の方は是非とも神保町へ。