2006年12月26日(火)
最強運
出席したら却って苦々しい思い出が増えるだけだということが容易に予想される会社の忘年会は早めに欠席を申し出ていたので、1日で1か月分の雨量だという暴風雨の中を急いで帰宅し、ぬくぬくとした部屋でまったりと夕食。
するとnaoさんからメールが届いたので見てみたら
「ロンハーにつるべさん出てます」
とあり、読み終える間もなくテレ朝に切り替えて3分ほど浮かれて過ごす。
唯一鶴瓶さんや2丁拳銃の出演スケジュールを載せてくれたテレビステーションはもちろん、テレビ欄を見ても「笑福亭鶴瓶」なんて一文字も書いてなかったから、見逃すところだった。
ありがたい。
色んな人に助けられている。
でも、「本当に鶴瓶さんにハマってるんですね」と改まっていわれると、そんな自分に恥ずかしさを覚える。
鶴瓶に一生懸命になるより、もっと真剣に考えなきゃいけないことが山ほどあるのに。
そう思いつつも一度火がついたら中々消せないため、放送日を知ってからずっと楽しみにしていた「Happy!2」はオンタイムで見て且つHDDに録画までしてしまった。
もう一度見返すのか?CMカット編集してDVDに落とすのか?と葛藤はあるけれども、総出演時間は10分にも満たなかった1とは打って変わってサンダー牛山は大活躍だった。
怪しい英語調アクセントと粘っこい声で繰り出す「べいびーちゃ〜ん」は中々のインパクトで耳について離れず、このままだと声だけ夢に出てきてうなされそうなので、アジカンやエルレをランダムで聞いて洗い流し中。
それにしても1であんなに出まくっていた宮迫さんの出演シーンは対照的にかなり減っていて、これはスケジュールの都合というものだろうかとかいらんことをつい考える。
「Happy!」の撮影はきらきらアフロでもよく出ていたので(おぉ、これが息を吹き込むのではなく吸い込んでしまい、“チュッ!”と音まで出た人工呼吸か)とか(ボコボコに殴られたメークのまま食堂に行ってみんなをびっくりさせたと言ってたのはこのシーンのことか)と色々振り返ったりもした。
鶴瓶ウォッチャーと化したため、実家からわざわざ送って貰った「ザ・テレビジョン(福岡・佐賀版)」と「TVステーション(関東版)」をチェックし、年末年始の録画番組をピックアップするという、自分でもこんな28歳嫌だと思えるバカ計画を細々と遂行中。
30日の「朝まで生つるべ」と2日の「鶴瓶の日本一なが〜いお正月!実は丸々一年ず〜っとロケしてたんやでSP!!」さえちゃんと録画できれば満足。
この「日本一なが〜い...」は関テレ制作とはいえ、MCが鶴瓶&ロンブー淳、ゲストにおぎやはぎやら八嶋智人さんやら、果ては鈴木宗男まで出る豪華っぷりなのに、関西地区以外でこの番組を放送するのは秋田、高知、鳥取、島根、福岡のみ。
殆どの地域で「西遊記」が放送される中でのTNCの英断に敬意を表します。
ありがとう、TNC!
福岡のテレビ事情は個人的に凄くハマるもので、(最近2丁拳銃気になるなー)と思った矢先にFBS・福岡放送で福岡・佐賀ローカルの「バッテキ!」が始まった。
メイン番組だったし色々と公録もやってくれたので、場合によっては関西・関東地区よりも2丁拳銃事情は多分良かった。
(お笑いっていいなぁ。漫才っていいなぁ)と思い始めた2001年から1年間は「しんや君」がTNCで始まり、ハリガネ、コバ、$10といったbase芸人(当時)のネタを深夜の生放送で見ることが出来た。
意識しては見ていなかったけれども東京進出前の「きらきらアフロ」も時々は見ていた。
自分が面白いと思う芸人に関する運は自分が持っている運の中で一番強いと思う。
行きたいライブのチケットがずっと売り切れで諦めていたのに、たまたま覗いたらキャンセルや追加席が出ていたので手に入れられたとか、残り1枚だったチケットをタッチの差で購入出来たとか、絶版や品切れになってたので諦めていたビデオや本が偶々入ったリサイクルショップで美品且つ安価で売られていたとか、そういうことは枚挙に暇がない。
他のことに関する運はあまり保証できないが、笑うための運に関してはどうにかしてあげようと、自分の中にいる都合のいい神様が人肌脱いでくれているのではなかろうかと思うほど。