2006年08月22日(火)
ダイナマイト関西の感想
夏休みを9連休も取った後であるため、若干心苦しく思いつつも、それはそれこれはこれ、有休取得は労働者に与えられた正当な権利である、ということで半休を申請し、「ダイナマイト関西オープントーナメント2006」を見に後楽園ホールへ。
プロレスもやれば笑点もD関も行われる太っ腹な会場。
私は初めて足を運んだが、エレベーターで一緒になった方は“てんそ”を見によく来てたねえ、と感慨深げに連れと語り合っていた。
芸歴の分だけファン歴もある。
席は真ん中ブロックのやや左寄りと、中々見えやすい席だった。
近くにどうやら次課長・井上の熱烈なファンらしい方がおり、美貌が登場するやいなや、大音量の登場曲にまぎれ、周囲そっちのけで「ぎゃ〜、井上さ〜ん!!」と雄叫びと手振りのフルコース、という“おととい来やがれ”的ムード満載な自己アピールをし出したのでかなり不安がよぎったが、D関西の空気を乱すようなことはなかったので一安心。
マナーモード設定済みとはいえ、着〈受〉信が来たらゴソゴソ探して履歴をチェックし、電源をオフにせずにまた鞄に戻す方がちらほらといたことや、試合の合間の暗転が来るやいなや民族大移動ばりに一斉にトイレに走り、パラパラと戻って来るので、その度にドアの開閉音が聞こえたのがちょいと残念。
生理現象だから、我慢しろとは言わないけれど“ツッカケ”を鳴らさずに歩くぐらいの心遣いは欲しいわさ。
試合は12月ぐらいにDVDになるので詳細は避けるが、ダイアン・西澤氏の「コロッケ〜」は、日本の夜明けを思わせる清々しいものだった。
登場曲がACIDMANの「ある証明」だったのも素敵。
コバやシラの実況中継は木村館長との掛け合いがハマッて面白かった。
「15弱」の“レッド・ツェッペリン”といい、近頃の私はどうやらシモが好き。
“ゴチャゴチャ言わんと誰が一番おもろいのか決めたらエエねん”を目的に、530人の頂点を決める最終大会は、約3時間半に渡って行われ、笑い飯・西田さんが竹若さんを下した。
エンドロールに今回の挑戦者名が流れたが、ベテラン、若手、プロ、ノンプロ入り混じっていて、“大喜利の前に人は平等である”がリアルに伝わった。
素敵なイベントをありがとうございました。