2004年08月19日(木)
あるある〜
今月で定年退職なさる方の送別会に行く。
私は1年ちょっとしか一緒に仕事をしなかったので、思い出らしき思い出はいまいち無いけれども、代わりに他の人の思い出話を聞いてたら感動して泣きそうになった(^^;。
なんちゅーか、人生ってくっついて離れて、そしてまた新しくくっついて…を繰り返すんだなぁと、しみじみ思った。
今まで多くの人と出会ったり別れたりしたけど、どれも無駄な出会いは無かったと思いたい。
嫌な人にも出会ったけど、嫌な人を交わす方法や切り抜け方を習得するためには必要だったんだろうと。
昨日の夜、何故か分からないけどフト、
(お母さんはもうこの世にいない)
ということに愕然とした。
偶然道で出会うことはないし、電話がかかってくることも無い。
もう4年前からその状態なのに、そのことをあらためて考えるととても寂しくて悲しくなる。
某一発屋バンドは、本当に良い詞を書いたものだ。
いないという事実より、いないと思うことがとても寂しい。
違う部署なのでたまにトイレやエレベーターでしか会うことは無いけど、独特の雰囲気を持つキタムラさんという先輩がいる。
偶々今日は隣に座ってたので、色々喋っていたら、偶然にもキタムラさんも1人っ子ということが分かり、そこからは急速に会話が弾む。
(キ)「私、1人でいることが全然苦じゃないんですよ」
(私)「あっ、私もです!」
(キ)「1人でも別に退屈しないし、逆にいつも誰かが一緒にいるのは安まらないんです」
(私)「分かります、分かります!」
(キ)「で、気づけばいつも何故か少数派に属してるんです。でも別にそれが嫌じゃないし、むしろそっちの方が気楽で気に入っている、という」
(私)「そうなんですよー」
と、1人っ子同士でえらく話が弾んだ。
途中、お店の好意でホールのフルーツケーキが差し出されたのだが、私とキタムラさんに切り分けられたケーキはどういうわけか、ホールの状態ではあんなに沢山乗っていたフルーツがひとかけらも無いピースだった…(^^;。
店が済まなく思い、「サービスです」といって乗せてくれたのも生クリームだからもう訳が分からない。
「白の皿に真っ白のケーキ…。そしてさらに生クリームの上乗せ」と呟くキタムラさん。
写真に収めたくてしょうがない私だった。
ケーキはあまり甘くなくて美味しかったですけどね。