2004年03月09日(火)
伝わるとか伝わらないとか
自分の頑張りとか努力を他人にアピールすることが非常に不得手としているが、気づけば“努力のかけらも見えない給料泥棒”みたいなレッテルを貼られてしまった。
「伝える努力」を放棄していた私が悪いが、「本を読まない、世の中のことを何も知らないおバカ」みたいに思われるのは悲しい。
言わなきゃ、言わなきゃ、としている内に四方八方から発言が飛び、会議が終わってしまう。
そして怒られる。
会社にいる時間だけ、しゃきしゃきした私を演じればいい話か。
どうせ睡眠時間程度しかいないんだから。
暗示を掛けよう。
きびきびしてる、しゃきしゃきしてる、はきはきしてる。
家に帰ったらぐで〜、ウダウダしよう。
家では泣こうがわめこうが歌おうが自由。
ともかくも、来週まで企画を考えねば。
そうでないと“お荷物通告”を本格的に出されてしまう。
“少しは問題意識を持ってね”
“真っ直ぐ家に帰らないでさ〜、少しは人と関わり持たなきゃ”
“こんなに丁寧に指導してもらえることって無いんだよ”
おっしゃることはごもっとも。
“公”では、私がどんなことに喜んで、怒って、哀しんで、楽しむ人間なのか関係無いですからね。
でも、親切で寄せられる言葉のどこにも私の意志が無いのって何だか悲しい。
ともかく、“私”が少しでも伝わるよう、自分の頭で考え、搾り出さなきゃ。
何をしたいのですか、私?
がむしゃらに何を伝えたいの?
いつの日記だったか忘れたが、
“親指みたいな顔して”
というセリフが引っかかってるけど誰が言ったのか思い出せない、ということを書いた。
今日のさんま御殿で判明。
さんまさんが坂東英二に言ったセリフだった。
うまいこと言い当ててる。