2003年11月08日(土)
「親指みたいな( )のくせに!」
オンバト、思い出して見てたけれどもハリガネのオチあたりで寝てしまい、次課長は見れず。
友達に聞いたら人形劇のネタだったそう。
吉本寄席で見たやつだ。
あのネタであんなにボールを集められたか…と少し驚いた。
あんまりNHK向きのネタでは無いと思うけど。
ハリガネのツカミで、坊主にした大上さんは親指のようだと松口さんが言っていた。
それを聞いて
「親指みたいな(顔か体型)のくせに(もしくはしやがって!)」
と、誰かが言っていた煽り文句を思い出した。
でも、誰が誰に言ってたのかが思い出せないのでもやもや中。
すごく
(あぁ〜、気づかなかったけども言われたら確かにそうやわ〜)
と感心してしまったほどうまい言い回しだったのに。
「STICK OUT」で「まがいもの」のレポートを読んだ。
書き手の楽しさや喜びが伝わってくるライブレポートって本当に良いものだなぁと思った。
私は欲張りなので、出来れば楽しいことはいつまでも忘れないで覚えていたい。
ライブレポートを作るのはそういう自分のためでもある。
今はチラシの裏にささっとメモるけど、前は小さなノートにメモをとっていた。
遠征の時は、ホテルに帰るとそのメモをもとにレポートの下書きを手書きで作るのが恒例だった。
PCでも時々打つ手がもどかしいが、手書きはもっともどかしい。
頭と手が追いつかない。
書いてる内にメモれなかったライブの内容を思い出したり、感情がよみがえってきたり。
“もやもやっ”“うずうずっ”と自分にしか分からないものをどう言語化するかで、手が止まる。
私の知りうるボキャブラリーの中で、何が一番その状態を表わすことに相応しい言葉であるかを探していく過程が1番好きだ。
来週、私はどんなライブレポートの下書きを作ってるんだろうな。
「LOOK at STAR!」という雑誌にハリガネが出ていた。
浪モト9割、M-1GP1割、みたいなインタビュー。
今年は勝ち負けにこだわらず原点に戻って挑戦する、とコメントしていた。
今年が1番気楽に臨める、とも。
ファンになって初めて、肩の力を抜いたハリガネロックを見た。
“漫才”“勝負”“金”
とつくものには手当たり次第噛みつく、乗る、というのがハリガネロックの印象なので。
なんとなく「M-1の呪縛」から逃れられそうだなあ…と感じた。