つらつらきまま


2003年07月14日(月)
駆り立てるもの、それは…

山手線に乗ってたらタウンワークの中吊りに「通勤30分をゲットしよう」みたいなことが書いてあった。
 死ぬほどゆっくり歩いても会社まで徒歩20分の私。
 金曜に残した仕事を片付けに8時ごろ今日は出社。
 9時半始まりなので誰もおらず、電気も点いてなかった。
 その光景はちょっと新鮮だった。 
 明日もそうする予定。
 ちょっとづつ仕事が残る…。
 後で挽回しよう、というダメな習慣がつきそうなので自分に活を入れる。

さて、今日の私はひたすら「坊主」のために仕事をしていた。
 7じ9じに間に合うために色々頑張った。
 それでも全部は終わらなかったが…。
 コピー機がトロかったので
 (早、せい!間に合わなかったらどうしてくれる)
 と蹴りを入れたため紙詰まりを起こし余計な仕事を増やしつつも。
 私は急いだのだ、JRに乗って。

で、7じ9じ。
 ひたすら「坊主」にしか興味が無かった私は、客が歓声をあげていたロンブーを見ても
 (修ちゃんはしばらく金髪にも茶髪にもならんのかなー)
 と違うことを考えていた。
 
 知ってる人は知ってることだが、私は以前ロンブーのファンサイトを開いていた。
 ビデオでネタは見たことあったがルミネでは今まで見たことが無かった。
 今日が初めての生ネタ。

 彼らが目指す面白さの方向と私が思う面白さは違うということが分かった。
 だからどうということは無いけれど。

上の空で前半をスルーした私をスルーさせてくれなかったのは、「baseのリーサル・ウェポン」ことケンコバ(^^;。
 きわどいフレーズ満載だったのに目を輝かせて笑っちゃったよ。

で、2丁拳銃登場!
 修ちゃんの頭に結構皆様ガヤガヤ。
 「マイクが2つある」とか
 「坊主のチンピラ」とか
 「彼ねー、アルバイトで脳を摘出せなアカンくなったんですよー」とか言ってた小堀さん。
 
 私が思ったことは

 「『いつだって…』ではないな」

 だった。

 修士さんが坊主になったといえば5年前の「いつだって…」のジャケ写を連想する人は多い。
 私もあれを予想してたけど、なんとなく違ってた。

 でも、誰かに似てるなぁと思いながら家路に着き、風呂に入ってたら気づいた。
 これはあくまで私の主観なのであまり気にしないで欲しいのだが。

 「ビデオ・『ピストルズ』でちらっと映ってる坊主・小堀」。

 この髪型だった。
 長さといい形といい。
 もしくは
 「『ビルマの竪琴』に出てそう」。
 そんな髪型。

 今日の2丁拳銃のネタは日本語と便利な言葉とカツゼツとインタビュアーだった。
 出て来た時の歓声はぼちぼち…てな感じだったが、帰りは笑いをいっぱい取ってハケて行った。
 初めて7じ9じで2丁拳銃を見た時は偶々とはいえ2丁拳銃的には近年稀に見るほどトチってた舞台だった。
 ハケる時の背中は少し落ち込みが見えて、私はいまでもその背中が忘れられない。
 今日の背中は、余裕と自信が満々だった。

千原兄弟が登場した時は「オォーッ!」と唸り声にも似た歓声が聞こえて驚いた。
 何故チハラトークはあんなに静かなんだろうか。

さて、私がルミネに行く時はかならずといって良いほど近くにバカップルが座る。
 ある時はタイタニックの格好で2時間ずっと立ち見をしていたバカップル。
 ある時は中途半端な知識を教え合うバカップル。
 しかし、今日見たバカップルは郡を抜いていた。
 キング・オブ・バカップル。

 前説が終わった暗転中にその会話は聞こえた。

 (女)「寒い〜、暗〜い。超こわ〜い〜」
 (男)「大丈夫。オレがいるから(といって手を握る)」
 (私)(うわっ、アホがおる)

 1組目が終わり暗転中。

 (女)「寒い〜、暗〜い。超こわ〜い〜」
 (男)「大丈夫。オレがいるから。あったかいだろ」
 (私)(この女冷え性?)

 2組目が終わり暗転中。
 (女)「寒い〜、暗〜い。超こわ〜い〜」
 (男)「大丈夫だって!ほら、ちゃんと手を繋ごう」

 3組目が終わり暗転中。
 (女)「寒い〜、暗〜い。超こわ〜い〜。襲われちゃうよ〜」
 (男)「大丈夫。オレが守ってやるから」

 そう。

 この女、暗転の度にこんなことを言っては彼氏にベタつき、男もその度にやっすいドラマのようなセリフを口走っていた。
 正直、横にいる私の方が
 
 「会話が寒〜い〜。センスな〜い〜。超こわ〜い〜」

 と誰かにいいたかったよ。

 また、
 >「襲われちゃう〜」
 とどのツラ見たらそのようなことを言えるんだ、暗闇なら有り得るかもしれんが、真っ昼間だったら絶対大丈夫だ、と断言してやっても良いぐらい…と私の心中ツッコミは果てしなく続いた。

今日は「坊主」と「バカップル」に染まった1日。
 明日から仕事がめちゃめちゃ忙しいので、定時に帰りたい云々とはとても言えそうに無い。
 誕生日間近なのに、忙しい。

 忙しい日々を手に入れたかったのでしょうがない。
 忙しい自分を面白がろう。
 友達が近々東京に遊びに来るというし。
 九州弁でベラベラ喋るんだ!




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